USアラバマ出身の個性派シンガーソングライター=Jessie Murph(ジェシー・マーフ)
待望のセカンド・アルバム『Sex Hysteria』(ホワイト・ヴァイナル)
2004年生まれ、米アラバマ州出身のJessie Murph(ジェシー・マーフ)は、音楽一家に育ち、幼少期からピアノやギターを演奏する。ポップスやロック、R&Bなどのジャンルを融合した、力強いボーカルが彼女の特徴だ。TikTokとYouTubeにVlogやカバー曲をアップロードしたことにより注目を浴び、2021年には、コロンビア・レコードと契約。2022年には、シングル「Always Been You」で自身初となるチャート入りを果たす。2023年には、ディプロのリイシュー・アルバム『Chapter 2: Swamp Savant』の収録シングル「Heartbroken」にて、ポロGとのコラボレーション曲をリリース。Spotifyでは「Wild Ones (feat. Jelly Roll)」が2億回以上再生されるなど、人気を確立する。
セカンド・アルバムとなる今作『Sex Hysteria』は、デビュー作『That Ain t No Man That's The Devil』の内省的な雰囲気から大胆に脱皮した内容で、ヒット曲「Blue Strips」を含む全15曲を収録。セクシャリティ、世代間のトラウマ、自己発見と向き合ったテーマとなっており、ストレートかつ感情的に表現されている。全15曲を通じて、彼女の苦悩を力強い音楽に昇華させた作品だ。アメリカのスポーツ雑誌が開催した、水着だけのファッションショー「スポーツ・イラストレイテッド・スイムスーツ・ショー」にて初披露された先行シングル「Touch Me Like A Gangster」は、彼女の新たな魅力を感じさせるセクシーで挑発的な一曲となっている。また、ジャケットには、1960年代のファム・ファタールを彷彿とさせるジェシーがビーハイブヘアで登場。これは、作中で語られる現代的な真実との対比を象徴している。さらに、このリリースを記念した、自身史上最大規模となるワールドツアー「Worldwide Hysteria Tour」の開催が決定。ツアーは7月27日にアリゾナ州フェニックスからスタートし、アメリカ、ヨーロッパ、オーストラリア、ニュージーランドの主要都市を巡り、9月27日にロサンゼルスでフィナーレを迎える。今後の彼女の動向から目が離せない。
発売・販売元 提供資料(2025/06/20)
ベーコンが後見するテネシーの不良娘(?)による2作目。ヒップホップを下地にエイミーやラナのうらぶれ感を纏い、リアーナがカントリー化したようなアクの強い歌い口とトラップを合わせた親しみやすさがいい。グッチ・メイン"Lemonade"ネタの"Gucci Mane"やヒットした"Blue Strips"などに顕著なクセのある魅力は今回も全開だ。そのグッチやリル・ベイビーも客演。
bounce (C)出嶌孝次
タワーレコード(vol.502(2025年9月25日発行号)掲載)