ナッシュビル出身のカントリー・バンド=Old Dominion(オールド・ドミニオン)
人生・愛・死がテーマとなった6作目のアルバム『Barbara』
2007年にナッシュビルで結成されたアメリカのカントリー・バンド=Old Dominion(オールド・ドミニオン)。メンバーはマシュー・ラムジー(Vo)、トレバー・ローゼン(Gt/Key)、ブラッド・ターシ(Gt)、ジェフ・スプラング(Ba)、ウィット・セラーズ(Dr)の5人。カントリーをベースにロックやポップの要素を巧みに融合させたサウンドで知られ、ソロ・アーティストの多いカントリー界では珍しいバンド形態となっている。2017年発売『Happy Endings』は、USカントリー・チャートで初の1位を獲得。
今作6枚目のアルバム『Barbara』は、彼ららしいメロディアスでギターを中心としたサウンドに、人生・愛・死といった深いテーマを織り交ぜた、全13曲を収録。
オープニング曲「Making Good Time」では、音が揺れるようなエフェクトがかかったプレコーラスと転がるようなドラムが印象的で、若さの情熱から人生を歩む過程へと移り変わる様子が描かれている。自由奔放な女性に出会ったときの高揚感を描いた「Break Your Mama's Heart」、人生の意味をリズムに乗せて問いかける「Water My Flowers」、そして親しい友人への追悼の思いが込められた「Miss You Man」など、心に響く楽曲を収録。
リードシンガーのマシュー・ラムジーはこう語る。「このクレイジーなキャリアの中で、本当に信じられないような素晴らしい出来事がたくさんあった。でも同時に、人生のいろいろなことも経験してきた。大切な人との別れがあったり、人生の節目を迎えたり、恋に落ちたり、健康の問題に直面したり…。今回のアルバムでは、そうした僕たち自身の経験をより深く曲に込めたんだ。これは僕たちの音楽だからこそ、僕たちの人生から生まれるべきなんだ。曲を書いているときはあまり意識していなかったけれど、13曲を聴き返したときにみんなで気づいたんだ。『これは、今までで一番自分たちの心が込められた作品だ』って。」
シェーン・マカナリー(ケリー・クラークソン、ケイシー・マスグレイヴス)とバンド自身が共同プロデュースした今作は、人生や愛の浮き沈みを見つめ、理解しようとする作品となっている。
発売・販売元 提供資料(2025/07/04)