全米チャート1位を獲得し、人気を決定づけた2ndアルバム!
ジャンルの壁を軽やかに越える、洗練と冒険心に満ちたポップの極み
ニューヨーク・ブルックリン発の4人組バンド。2006年コロンビア大学在学中に結成され、2008年のデビュー・アルバム『Vampire Weekend』で世界的な成功を収めた。
独特のアフリカン・リズム、クラシカルなメロディー、知的でユーモアに富んだ歌詞が特徴で、インディー・ポップの新たなる地平を切り開いた彼らが、2010年にリリースした本作は、前作のエネルギッシュなサウンドを踏襲しつつも、より洗練され実験的な要素を加えた作品。エレクトロニカやレゲエ、バロック音楽の要素も大胆に取り入れ、音楽的な幅を大きく広げた。プロデューサーにはロスタム・バトマングリに加え、アリエル・レヒトシェイドを迎え、サウンド・プロダクションもさらに充実。
全米チャート初登場1位を獲得し、グラミー賞『最優秀オルタナティヴ・ミュージック・アルバム部門』にノミネートされるなど、バンドの快進撃を決定づけた大ヒット・アルバムとなった。
発売・販売元 提供資料(2025/06/06)
Y出身のミュータント・バンドがセカンド・アルバムを発表。アフリカ音楽色が強めだった前作に比べ、今回はカリビアンなムードとエレクトロニカなエッセンスを導入し、キャッチーでドリーミーなサウンドを聴かせてくれる。つまりは、ユーモラスな変則リズムとハイトーン・ヴォイスはそのままに、ゴッタ煮度がアップ! でも実はミニマルなサウンド・プロダクション……ってのが最大のポイントで、これはもう匠の領域だね!
bounce (C)柴田かずえ
タワーレコード(vol.317(2009年12月25日発行号)掲載)