| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2025年08月06日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | 作品社 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| SKU | 9784867931035 |
| ページ数 | 332 |
| 判型 | 46 |
構成数 : 1枚
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ラテンアメリカ文学ブームを先導した巨匠、最晩年の長篇
嘘が真実になり、ラテンアメリカを変えた─。
冷戦期グアテマラで展開される、権謀術数渦巻く国際政治の闇を複眼的に描いた傑作。
*
1954年、グアテマラ。CIAを通じて米国の支援を受けた軍事クーデターが起こり、貧困にあえぐ国民を救うべく10年にわたって農業改革を進めたハコボ・アルベンス政権が崩壊し、カルロス・カスティーリョ・アルマスを大統領とした独裁政権が樹立されたが、その背後では、「グアテマラが共産主義国になってソ連の海岸堡になる」という噓の情報がメディアに流されていた――。現実は、噓によってかくも歪んでしまうのか。米帝国支配の暴力性を言語化し、ありえたかもしれない歴史を描く、ノーベル賞作家が今日の世界に遺した傑作長篇。

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