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構成数 : 1
【書評】
現代の心臓血管外科手術において経食道心エコーは間違いなく必須アイテムである.この状況を創り出したのは,間違いなく本書の著者である渡橋和政氏である.本書は1993年10月に初版が刊行されて以来,実に5回の改訂を経て2025年8月に改訂第6版が出版されるにいたっている.実に30年以上にわたり,麻酔科医,循環器内科医そして心臓血管外科医だけでなく,臨床検査技師など心臓血管外科手術にかかわるすべての職種に愛読されてきた,まさにバイブルといえる書籍である.
本書では,著者の莫大な心臓血管外科周術期経食道心エコーの経験から,非常に重要なエコー図と動画が詳しい解説とともに綴られている.心臓血管外科手術でルーチンとなったエコー図をみながらの心内残留空気の検出や排出,僧帽弁形成術後の残存逆流の詳しい原因検索や場所の特定など,現代の日常診療で役立つ内容が網羅されている.また,手術中にいつもと何か違うイベントが起こっていることを認識した際に,その原因と対策をチームで探っている場面でも,本書を開けば必ず該当する項目をみつけられる.そんな期待をもてる本書は手術室に常備しておくべき1冊である.
本書の内容は経食道心エコープローブを握る麻酔科医や循環器内科医だけでなく,外科医にも必読である.経食道心エコーの可能性と所見を知っておくだけでなく,その限界やピットフォールを理解しておくことも術中の正確な判断に必須であり,手術を一番理解している外科医が,眼の前にある心内解剖と自らが行った手術手技,そしてエコー所見を見比べながら,エコー施行医との議論を経て最終的には外科医が最終判断しなければならない.その議論に耐えるだけの知識を外科医はもっておかねばならない.
第6版となった最新版では『五輪書』になぞらえて,経食道心エコーの基礎から実践にいたるまで非常に読みやすく構成されている.宮本武蔵がそうであったように,心臓血管外科手術における経食道心エコーの活用という新しいエリアを創造した著者による心臓血管外科手術の「兵法書」を,すべてのチームが手に入れることをおすすめする.
胸部外科79巻2号(2026年2月号)より転載
評者●岡本一真(浜松医科大学外科学第一講座 教授)
【序文】
初版を1993 年に上梓した後も本書に盛り込みたい内容が増え続け,幸い多くの方に好評をいただくという追い風を受けながら版を重ね,2019 年に第5 版を上梓した.これで締めくくりにしようかと思っていたが,定年を迎えた2023 年から麻酔科特任教授として若手にTEE を指導する機会をいただき,その中で数多くの気づき,新たな経験があり,それらもぜひ皆さんに伝えたいと思い,南江堂さんからの勧めもあって改訂に踏み切った.筆者はこれまで自らの精進を目指して走り続けてきたが,人生100 年の2/3 の地点に達し,大きく舵を切ろうと,今回の改訂では「継承」と「さらなる進化」をコンセプトとし,宮本武蔵の『五輪書』に倣って五部構成とした.筆者がメスとエコーの二刀流でずっとやってきたことに加え,この書が剣の技法にとどまらず心の持ちようや考え方にもふれているからである.
しかし,第5 版の「書籍+動画」という形では十分な継承は困難なため,新たに「書籍+Web ページ」というスタイルを導入した.書籍では基本的...
経食道心エコー法(TEE)の基本から応用までを網羅し,30年以上にわたり愛読されて改訂を重ねてきた実践テキストの最新版.今改訂では『五輪書』に着想を得て構成を刷新し,トラブル対応や上達のコツも充実させ,上級者はもちろん初学者にもよりやさしい内容に.また,著者の歩みを振り返るとともに,今後を担う若手読者への提言も収載.付録動画も大幅に拡充し,1,800本以上の動画とその解説をWeb上で閲覧できる.
| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2025年07月29日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | 南江堂 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| SKU | 9784524210862 |
| ページ数 | 304 |
| 判型 | B5 |

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