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J-Pop
LPレコード

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フォーマット LPレコード
発売日 2025年07月23日
国内/輸入 国内
レーベルThe Last One Musique / Tuff Beats
構成数 2
パッケージ仕様 -
規格品番 TBV-0080
SKU 4580187181427

構成数 : 2枚

  1. 1.[LPレコード]

    【A面】

    1. 1.
      夢は今日も / Dream Again Today
    2. 2.
      造花の原野_1976 / Wilderness of False Flowers_1976
    3. 3.
      白い目覚め / White Awakening
    4. 4.
      Guitar Solo 1(ボーナストラック)
  2. 1.[LPレコード]

    【B面】

    1. 1.
      カーニバル / Carnival
    2. 2.
      氷の炎 / Flame of Ice
  3. 2.[LPレコード]

    【A面】

    1. 1.
      Guitar Solo 2(ボーナストラック)
    2. 2.
      夜、暗殺者の夜 / The Night, Assassin's Night
    3. 3.
      お前の眼に夜を見た / Saw the Night in Your Eyes
  4. 2.[LPレコード]

    【B面】

    1. 1.
      イビスキュスの花 或いは満ち足りた死 / Hibiscus Flower otherwise Dying Satisfied
    2. 2.
      Enter the Mirror

作品の情報

メイン

オリジナル発売日:2025年07月23日

商品の紹介

1976年、京都・拾得、裸のラリーズが轟かせた圧巻のパフォーマンス、今ここに甦る。

ニュー・アルバム『拾得 Jittoku '76』が、アナログ・レコード2枚組とCDにて同時リリース。
裸のラリーズは1976年当時、水谷孝(Vo/G)と、結成時のメンバーでもあった中村武志(G)に加え、頭脳警察やだててんりゅうに参加してきたヒロシこと楢崎裕史(Ba)、吉祥寺のライブハウス「OZ」の元スタッフでOZバンドのメンバーでもあったサミーこと三巻敏朗(Dr)という編成になった。
「この時期のラリーズは最高潮だった」という見解を示すラリーズ研究家は少なくない。
事実、76年には間章氏の主導により、英ヴァージン・レコードとの契約を見据えたレコーディングを行なう一方、75年にオープンしたばかりの渋谷の屋根裏にて、月1回に近いペースで精力的なライヴ活動を展開。
前年に続き、石川県で開催された野外フェスティバル「第3回夕焼け祭り」(8/3~4)にも参加している。その際、北陸への遠征に合わせてブッキングされたのが、7月29・30日に京都「拾得」で実現した二夜連続公演だった。
1973年に開業した「拾得」は、酒蔵を改装した独特の作りで知られ、京都を代表するライヴハウスの老舗。
以前からラリーズは京都公演を行なっていたが、彼らにとって地元とも言える古都でのライヴには、常に多くの熱狂的なファンが駆けつけたという。
このたび発見されたテープは、7月30日の拾得での音源で、マランツのラジカセの内蔵マイクによって録音されたもの。
残念ながら最後に演奏された「The Last One」の途中で切れてしまっているが、この音源に秘められたポテンシャルに気付いたプロデューサーの久保田麻琴は、再びその手腕をふるい、生々しいダイナミズムを甦らせ、アルバムへとまとめ上げた。
「京都でのラリーズは何かが違う、音が違う」と関係者が証言する通り、このテープからは、拾得の空間で鳴り響いたとは信じがたい、巨大なスケールのサウンドが聴こえてくる。 (1/2)
発売・販売元 提供資料(2025/05/30)

中村の堅実なサポート・プレイとともに、荒々しいグルーヴを生むヒロシのベース、激しく叩きまくるサミーのドラムが瑞々しいエネルギーを迸らせ、それらに呼応するかのように水谷のギターも、いつも以上にエモーショナルな表情を見せる。
『'77 LIVE』にも収録された「氷の炎」および「Enter the Mirror」を比較すれば、その差異に多くの者が驚くだろう。
拾得から8ヶ月後、水谷/中村/ヒロシ/サミーという同じラインナップの演奏である『'77 LIVE』では、奇跡的な"OVER LEVEL"現象によって孤高の音像が捉えられたが、それとは大きく異なるものの、『拾得 '76』にもまた、この瞬間のラリーズでしか現出しえなかった唯一無二の音像が記録されている。
セットリストが『'77 LIVE』とは大幅に変わっていることも、新鮮な印象を呼び起こす。「夢は今日も」「カーニバル」「お前の眼に夜を見た」の3曲が初めての作品化。
「造花の原野」はアップテンポでアグレッシヴなヴァージョンで、さらに「イビスキュスの花」も『The Last One〈Poesies : Les Rallizes Denudes〉裸のラリーズ詩集』に付属したものとは全く違うハード&ヘヴィな曲になっており、これらも実質的に初公開と言っていい。
バンドの核にあったプリミティヴなエネルギーがダイレクトに記録された本作『拾得'76』は、<『'77 LIVE』と対に置かれるべきアルバム>なのかもしれない。

●アナログ・レコードにはボーナス・トラック(ギターソロ)を収録。
●76年当時、ラリーズのスタッフを務め、拾得公演にも同行していた"脇"氏がライナーノーツを寄稿。
●この公演でサイド・ギターを担当した中村武志(現在はフォトグラファー中村キョウとして活動)が、2025年の拾得を再訪して撮影した写真をアートワークに使用。

(2/2)
発売・販売元 提供資料(2025/05/30)

久保田麻琴の手腕によって丁寧なアーカイヴ整理が進み、現代にも伝わりやすい形で蘇り続ける裸のラリーズ。このたび音盤化されたのは発掘ライヴ・シリーズのなかでも比較的時代を遡ったもので、76年7月30日に京都のライヴハウス・拾得で録音されたテープが元になっている。演奏の布陣は『'77 LIVE』と同様ながら、その時とはまた異なる瞬間の美学がここに轟いている。
bounce (C)狛犬
タワーレコード(vol.500(2025年7月25日発行号)掲載)

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