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クラシック
CDアルバム

「...レーテーに花咲く...」~シルヴェストロフ: ピアノ作品集

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フォーマット CDアルバム
発売日 2025年08月01日
国内/輸入 輸入盤:国内流通仕様
レーベルFuga Libera
構成数 1
パッケージ仕様 -
規格品番 NYCX-10541
SKU 4589538823405

構成数 : 1枚
合計収録時間 : 00:00:00

【曲目】
ヴァレンティン・シルヴェストロフ(1937-):
1. ノスタルジア (2001) レオニード・フラボフスキーに
2-4. 誕生日の献辞 Op. 20 (2004)
2. I. 1756年1月27日…W. A. M.の誕生日に
3. II. 1797年1月31日…F. P. Sch.の誕生日に
4. III. 1810年2月22日…F. F. Ch.の誕生日に
5-8. 1828年11月19日…フランツ・シューベルトの追悼に Op. 32 (2004)
5. I. プレリュード
6. II. 楽興の時
7. III. 子守歌
8. IV. 別れの歌
9-11. 思い出の時 I Op. 8 (2003) アレクサンドル・クナイフェルに
9. I. インテルメッツォ
10. II. セレナーデ
11. III. 牧歌
12-14. 3つのポストリュード Op. 64 (2005) アルヴォ・ペルトに
12. I. Andantino
13. II. Vivace
14. III. Larghetto
15-18. 1857年2月2日…ミハイル・グリンカの追悼に Op. 43 (2004)
15. I. サラバンド
16. II. ワルツ
17. III. セレナーデ
18. IV. ポストリュード
19-22. 3つのワルツとポストリュード Op. 3 (2005-06) アンドレ・ヴォルコンスキーに
19. I. Allegretto
20. II. Moderato
21. III. Vivace
22. IV. ポストリュード(Moderato)
23-26. ヘンリー・パーセルを讃えて Op. 95 (2007)
23. I. Andantino
24. II. Andante con moto
25. IV. Animato
26. V. Poco mosso
27-29. 2つのダイアローグと追伸 (2001-02)
27. 婚礼のワルツ(1826…2002) (Fr. シューベルト…V. シルヴェストロフ)
28. ポストリュード(1882…2001) (R. ワーグナー…V. シルヴェストロフ)
29. 朝のセレナーデ(2002) (…V. シルヴェストロフ)

【演奏】
アレクセイ・リュビモフ(ピアノ/KAWAI)

【録音】
2024年11月19-21日 モスクワ、ニコ・アートギャラリー
収録時間: 79分

  1. 1.[CDアルバム]

作品の情報

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その他

オリジナル発売日:2025年

商品の紹介

現代ウクライナの作曲家として最も注目されるヴァレンティン・シルヴェストロフの作品を、その解釈者として高い評価を得ており、2025年には「ソロでは最後」と語った来日公演を成功させたアレクセイ・リュビモフが弾くアルバム。収録されているのは2000年代に書かれたバガテルと呼ばれる一連の作品です。シルヴェストロフ自身が、「私のバガテルは瞬間であり、一般的な小品のことではありません。小品は閉じられたものですが、瞬間には終わりがありません。それは始まりはしますが、扉は開いており、新しい作品はすべて前の作品から生まれます。―瞬の連鎖を作り出すのです。このようにして、きらめく形をしたより大きな作品が、そのような瞬間の連続から生まれます。」と語るこれらの作品は、過去の作曲家と同時代を生きる人々へのオマージュや想像上の対話がテーマとなり、瞬間の持つ儚さと、それらが全体で一つの作品を築き上げる聴き応えを併せ持つものとなっています。作品に深く寄り添ったリュビモフの繊細な演奏が、その美しさを際立たせました。アルバム・タイトルはプーシキンの詩の一節によるもので、レーテーはギリシャ神話に登場する忘却の川。 (C)RS
JMD(2025/06/03)

【リュビモフが紡ぐ瞬間の連鎖、シルヴェストロフの「バガテル」】
現代ウクライナの作曲家として最も注目されるヴァレンティン・シルヴェストロフの作品を、その解釈者として高い評価を得ており、2025年には「ソロでは最後」と語った来日公演を成功させたアレクセイ・リュビモフが弾くアルバム。収録されているのは2000年代に書かれたバガテルと呼ばれる一連の作品です。シルヴェストロフ自身が、「私のバガテルは瞬間であり、一般的な小品のことではありません。小品は閉じられたものですが、瞬間には終わりがありません。それは始まりはしますが、扉は開いており、新しい作品はすべて前の作品から生まれます。―瞬の連鎖を作り出すのです。このようにして、きらめく形をしたより大きな作品が、そのような瞬間の連続から生まれます。」と語るこれらの作品は、過去の作曲家と同時代を生きる人々へのオマージュや想像上の対話がテーマとなり、瞬間の持つ儚さと、それらが全体で一つの作品を築き上げる聴き応えを併せ持つものとなっています。作品に深く寄り添ったリュビモフの繊細な演奏が、その美しさを際立たせました。アルバム・タイトルはプーシキンの詩の一節によるもので、レーテーはギリシャ神話に登場する忘却の川。
※国内仕様盤日本語解説…松平敬
ナクソス・ジャパン
発売・販売元 提供資料(2025/05/30)

メンバーズレビュー

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買って良かったと心から思ったアルバム。
プ―シキンの詩の優れた魅力を教えてくれる。
この録音を聴いた後に、この企画の主題となったプ―シキンの詩(ブックレットに掲載)を読むと、詩の持つテンポやリズムなどが感じられ、所謂五感とそれ以上の感覚で以て、味わえるようになる。
自分ひとりで、プ―シキンの他の詩を読むと、感受性の違いがよくわかり、何とドライでク―ルに読む傾向があるのかと、香気も時間の流れも全く感じない、うわべの字義だけを趣味嗜好だけでさらっと味わうこと無く読んでいた。それこそ、目通しだったのだ。
シルヴェストロフの音楽は、アファナシエフがドキュメンタリー番組『漂泊のピアニスト Le Silence des Spheres』(Youtubeで視聴可、演奏は#2 20:13~)で出会った。今では、番組内の他の大作曲家たちの作品よりも、私には最も愛聴する音楽となった。
今回、A.リュビモフ氏の演奏でも聴いて、時間をかけて精聴したいと思い至った。
白状すると、私の音楽鑑賞時間の多くはキッチンに立つ時で、電化製品の稼働音等と共に聴くこともあるので、決して良い聴き方とは言えないが、確実に聴き込めるのはこのタイミングなのだ。アルバムを何回も通して聴き、気づきも多く得られて、他の雑音を制して鮮明に聴こえ、必ず際立って呼んでくれる作品が出てくる、お気に入りの時間でもある。
だが、シルヴェストロフ作品は、座して静かに雑音無しで聴く方が良い。
休養不足の私の心身に、優しく浸透し、自分自身の呼吸に戻してくれる。
1日の大半の時間を音楽と共に過ごして来た。
シルヴェストロフの音楽は、静寂の効能を体感する。
“Aux souffrances morales, le bruit aussi fait mal.
精神の苦しみに対して騒音は危害も加える。”(G.Rodenbach『Brouges-la-Morte死都ブリュ―ジュ』窪田般彌 訳)

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