2年ぶりとなる3rdアルバム『夜に交じる人たち』。今作は"無敵の人"を主人公として据えたコンセプトアルバムとなっており、「放銃」を起点とする本作のトラックリストは、主人公が人との社会的な繋がりから逃げ回り過去を振り返っていく…といったストーリー仕立ての内容となっている。J-POPに対する敬愛を前面に押し出した親しみのあるメロディ、一方で各楽器の音を前面に立たせた編曲の振れ幅がcolormalの持ち味であったが、今作ではそれが今まで以上に広げられた。既にライブでも話題となっている「獣たち」では合唱のようなコーラスパートからなだれ込むようにテンポチェンジを行ったかと思いきや、「wrong song」ではどこか懐かしいメロディをもとに牧歌的な郷愁を歌い上げる。ともすれば一貫性のない楽曲群を確固たるバンドのシグネチャーに押し上げる演奏力も含めて、充実した内容の作品となっている。 (C)RS
JMD(2025/06/10)
2年ぶりとなる3rd album。
「無敵の人」を主人公として据えたコンセプトアルバム。
2年ぶりとなる3rdアルバム「夜に交じる人たち」。
今作は「無敵の人」を主人公として据えたコンセプトアルバムとなっており、M1「放銃」を起点とする本作のトラックリストは、主人公が人との社会的な繋がりから逃げ回り過去を振り返っていく…といったストーリー仕立ての内容となっている。
J-POPに対する敬愛を前面に押し出した親しみのあるメロディ、一方で各楽器の音を前面に立たせた編曲の振れ幅がcolormalの持ち味であったが、今作ではそれが今まで以上に広げられた。既にライブでも話題となっているM2「獣たち」では合唱のようなコーラスパートからなだれ込むようにテンポチェンジを行ったかと思いきや、M7「wrong song」ではどこか懐かしいメロディをもとに牧歌的な郷愁を歌い上げる。ともすれば一貫性のない楽曲群を確固たるバンドのシグネチャーに押し上げる演奏力も含めて、充実した内容の作品となっている。
発売・販売元 提供資料(2025/06/06)
大阪を拠点に活動する4人組のサード・アルバムは、諦めを積み重ねて暗いところへと潜った〈夜に交じる人たち〉の物語が展開されるコンセプト作。忌避的な歌詞や浮き沈みを表したサウンドのあまりの生々しさに衝撃を受けつつ、聴き進めるなかでどこか救われる感覚も。特に"獣たち"の合唱パート、"長い夢"の現実と空想が曖昧になる甘美性は痺れました。
bounce (C)田山雄士
タワーレコード(vol.500(2025年7月25日発行号)掲載)