浜松国際ピアノコンクール史上初の日本人優勝者となった鈴木愛美、待望のデビュー・アルバム発売!これまでにセルゲイ・ババヤン、ヴィクトル・リャードフ、アレッシオ・バックス、アレクサンダー・ガヴリリュク、 アレクセイ・ゴルラッチ、チョ・ソンジン、イリヤ・ラシュコフスキー、アレクサンダー・ガジェヴ、ジャン・チャクムルといった錚々たるピアニストが名を連ねる浜松国際ピアノコンクールの優勝者リスト。2024年11月に行われた第12回のコンクールにおいて、ついに待望の日本人ピアニストの名前が刻まれました。2002年生まれの鈴木愛美が、第1位に加え室内楽賞、聴衆賞、札幌市長賞、ワルシャワ市長賞を受賞する快挙を達成。女性の優勝者も同コンクール史上初でした。2025年7月、世界に向けて発売されるデビュー・アルバムでは、同コンクールで演奏した曲の数々をセッション録音で収録。豊かな幻想と心に染み入る音色で奏でられるシューベルトのソナタをはじめ、その音楽性が凝縮した1枚となっています。 (C)RS
JMD(2025/05/30)
【浜松国際ピアノコンクール史上初の日本人優勝者となった鈴木愛美、待望のデビュー・アルバム発売!】
これまでにセルゲイ・ババヤン、ヴィクトル・リャードフ、アレッシオ・バックス、アレクサンダー・ガヴリリュク、アレクセイ・ゴルラッチ、チョ・ソンジン、イリヤ・ラシュコフスキー、アレクサンダー・ガジェヴ、ジャン・チャクムルといった錚々たるピアニストが名を連ねる浜松国際ピアノコンクールの優勝者リスト。2024年11月に行われた第12回のコンクールにおいて、ついに待望の日本人ピアニストの名前が刻まれました。2002年生まれの鈴木愛美が、第1位に加え室内楽賞、聴衆賞、札幌市長賞、ワルシャワ市長賞を受賞する快挙を達成。女性の優勝者も同コンクール史上初でした。2025年7月、世界に向けて発売されるデビュー・アルバムでは、同コンクールで演奏した曲の数々をセッション録音で収録。豊かな幻想と心に染み入る音色で奏でられるシューベルトのソナタをはじめ、その音楽性が凝縮した1枚となっています。
「素晴らしい思い出の場所、アクトシティ浜松コンサートホールで、私は初めてのレコーディングに挑みました。
私の人生を変えたシューベルトのソナタD894をはじめ、浜松国際ピアノコンクールで演奏した表情豊かで感動的な作品たちです。私にとってとても大切な、不思議なほど美しい音楽の世界をお届けできることは大きな喜びです。
このような素晴らしい環境で録音する機会を得られたことに感謝します。
この音が多くの方々の心に響くことを心から願っています。」-- 鈴木 愛美
<鈴木 愛美 (ピアノ)>
2024年11月、第12回浜松国際ピアノコンクール(小川典子音楽監督)にて日本人初となる第1位、および室内楽賞、聴衆賞、札幌市長賞、ワルシャワ市長賞を受賞。
2023年、第92回日本音楽コンクールピアノ部門第1位および岩谷賞(聴衆賞)、野村賞、井口賞、河合賞、三宅賞、アルゲリッチ芸術振興財団賞、INPEX賞受賞。第47回ピティナ・ピアノコンペティション特級グランプリおよび聴衆賞、あわせて、文部科学大臣賞、スタインウェイ賞受賞。
2002年大阪府生まれ。大阪府立夕陽丘高等学校音楽科を経て、東京音楽大学器楽専攻(ピアノ演奏家コース)を首席で卒業。現在、東京音楽大学大学院修士課程に特別特待奨学生として在学中。浜松国際ピアノアカデミー、霧島国際音楽祭に参加。これまでに、稲垣千賀子、佐藤美秋、石井理恵、仲田みずほ、橘高昌男、高田匡隆、石井克典の各氏に師事。
※日本語解説付
ナクソス・ジャパン
発売・販売元 提供資料(2025/05/26)
2024年の浜松国際ピアノコンクールを制した新鋭、鈴木愛美。非常に鮮明なタッチで歌われるシマノフスキが大変魅力的で、その実力の程はこのコンクールの模様を収めたコジマ録音の『第12回 浜松国際ピアノコンクール2024』(ALM-7309)に詳しい。コンクール制覇後に開催されたリサイタルの模様を収めた本アルバムは彼女の今後を大きく期待させてくれます。聴きどころはやはりシマノフスキでしょう。瑞々しくも妖艶な旋律が大変魅力的。輝かしい第一歩を踏み出した彼女の音楽に注目です。
intoxicate (C)宇野澤友樹
タワーレコード(vol.177(2025年8月20日発行号)掲載)