共産政権下において重要な文化機関としてジャズの振興機関が設立され、その中でJAZZ Q・ENERGIT・FREMATA・BOHEMIA・COMBO FH・IMPULSなど良質なジャズ・ロックグループを数多く輩出してきた70年代~80年代初頭の旧チェコスロバキア。そういった当時のシーンにて、現在のチェコの首都:プラハにて'75年に開催され、自国のジャズ/ポピュラー音楽界から多くの反響を呼んだというジャズ・フェスティバル「Prague Jazz Days」の模様を抜粋収録した、同年にPantonレーベルからリリースされたライブ作品が新規リマスターの上ポーランド:GAD Recordsより'25年初CD化が実現!
Pavel Kostiuk(key)をリーダーにMAHAVISHNU ORCHESTRA/RETURN TO FOREVER影響下のシャープなクロスオーバーを聞かせるIMPULS、Ivo Albrecht(b)を中心に'73年結成されるも当時本作以外の録音を残す事無く'83年に解散、'18年にようやく当時のライブ音源が発掘リリースされたCH.A.S.A.、現在もリーダーMartin Kratochvil(key)主導の下、精力的な音楽活動を続けている、言わずと知れたチェコのロック/ジャズシーンを代表するバンド:JAZZ Q、そしてMartin Kratochvil、JAZZ Qの代表作『SYMBIOSIS』にて圧巻のボーカルを聞かせたJoan Duggan(vo)、ENERGITのLubos Andrst(g)、Petr Korinek(b)、Josef Vejvoda(drs)、そしてチェコにおけるボーカル/コーラスグループの代表格C&K VOCALのメンバー等、一流プレイヤーが一堂に会するスーパーグループ:JAZZROCKOVA DILNAの4組の演奏を収録。本作の大半の楽曲は各アーティストの再発盤CDのボーナストラックに収録されておりましたが、まとまった形でのCD化は今回が初となります。
Herbie Hancockの"Sly"・Chick Coreaの"Crystal Silence"といった国外の大物アーティストによる名曲を自己流にアレンジしたIMPULS、哀感溢れるソプラノ・サックスと女性歌手による異形のボーカリゼーションが耳を惹くCH.A.S.A.、後の作品で開花する事となるクロスオーバー/フュージョン路線の楽曲"Zivi Se Divi"Tun"を携え、切れ味鋭いプレイを全編で聞かせるJAZZ Q、そしてJoanによる線の太いボーカル/C&K VOCALの分厚いコーラスが主軸を担う、ゴスペルチックで壮大な仕上がりのジャズ・ブルースサウンドが感動的なJAZZROCKOVA DILNA。今聞いても時代を感じさせないモダンな魅力に溢れる脂の乗った演奏が堪能出来る、東欧ロック/ジャズ・ロックマニアは要注目の再発となっております!
ボーナストラックとして同じく「Prague Jazz Days」の公演より、Martin Kratochvilが保管していたアーカイブより発見されたという、今回が初出となる"Zivi Se Divi (Wondering of a Living) (true live version)"Lonesome"2曲のライブ音源を追加収録。
発売・販売元 提供資料(2025/06/09)