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「プラットフォームとしての学校」の実践 多職種・多機関連携のマネジメントと教員の役割

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フォーマット 書籍
発売日 2025年06月17日
国内/輸入 国内
出版社ミネルヴァ書房
構成数 1
パッケージ仕様 -
SKU 9784623098002
ページ数 248
判型 A5

構成数 : 1枚

本書のねらいと多職種・多機関連携の課題

序 章 「プラットフォームとしての学校」の役割と機能(柏木智子)
1 子どもの貧困対策およびこども政策における「プラットフォームとしての学校」
2 プラットフォームとしての学校を実行するチーム学校
3 教員役割・専門性の見直しとマネジメントの必要性


第I部 プラットフォームとしての学校の理論的視座

第1章 子どもをめぐる現状と課題(柏木智子)
1 子どもの貧困とその背景
2 プラットフォームとしての学校の課題
3 ウェルビーイングを保障する公正とケア
4 プラットフォームとしての学校における教員の役割
5 多職種・多機関連携の必要性

第2章 教師が教師として活躍するために(百合田真樹人)
1 問われる教師の専門性
2 社会的課題に対応する場としての学校と,その実効化を担う教師
3 エンパワメントとは何か
4 エンパワメントの施策が前提にする専門性と自律性
5 ホリスティックな専門性のエンパワメントに向けて

第3章 学校のプラットフォーム化のための多機関連携──「場」「制度」「人」の視点から(後藤武俊)
1 多機関連携への注目の高まり
2 多機関連携を捉える3つの視点
3 発達支援システムを軸とした多職種連携・多機関連携──滋賀県湖南市を事例として
4 連携の持続から生まれる教員のエンパワメント


第II部 実践の現場から

 第4章 プラットフォームとしての学校へ向けた臨床的課題 (片山紀子)
1 学校現場の意識から見えた連携の鍵
2 多職種連携のシステムづくりを阻む原因
3 学校で働く多職種の専門職スタッフ
4 教員だけでなく、多職種の専門職スタッフも不足
5 スペシャリストとしての専門職とゼネラリストとしての教員
6 マネジメントするのは誰か
7 教員と専門職スタッフが一体で学校をエンパワメント

第5章 学校管理職の立場から(竹本 茂)
1 公立小学校の管理職として大切にしてきたこと
2 学校管理職の立場と視点からみた3つの課題と解決の糸口
3 連携基盤を強化するための目標設定と学校運営

第6章 ミドルリーダーの立場から(谷垣真実)
1 こども支援コーディネーターの役割
2 学校現場における支援の充実に向けた課題
3 解決策
4 おわりに

第7章 養護教諭の立場から(堀江菜摘)
1 養護教諭の役割とは
2 養護教諭の立場からみた学級担任
3 養護教諭の立場からみたスクールカウンセラー
4 多職種連携には,まずは他職種を理解すること

第8章 特別支援学校におけるリーディングスタッフの立場から(高萩早由希)
1 リーディングスタッフの役割
2 特別支援学校における多職種連携の課題
3 助言する者として常に心がけていること
4 外部との連携がうまくいく学校
5 円滑に専門家と連携するための秘訣

第9章 学校事務職員の立場から(大天真由美)
1 子どものウェルビーイングのための3つの視点
2 実践事例
3 おわりに

第10章 スクールカウンセラーの立場から(岸本琴恵)
1 多職種・多機関との連携における学校の変化と課題
2 不登校数を半減させた学校の挑戦に学ぶ
3 事例を

  1. 1.[書籍]

子どもの貧困対策として提唱されたプラットフォームとしての学校では、子どもたちの抱える困難や問題に対して、多職種・多機関で連携し、チームとして対応することが求められている。本書は、学校管理職、ミドルリーダー、養護教諭、特別支援学校リーディングスタッフ、学校事務職員、スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカー、スクールロイヤー、児童相談所、一般社団法人の実践事例をもとに、教員の役割・ 専門性を生かしたマネジメントのあり方を考える。

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