バンドネオン奏者、ディノ・サルーシの5年ぶりのニュー・アルバム。
前作『Albores』がソロ・アルバムだったのに対し、本作は2本のギターが優しく包み込むトリオ作品。
ディノとホセ・マリア・サルーシのアルゼンチン人親子とノルウェーのヤコブ・ヤングが参加したこのアルバムで音楽的な深みと大きな魅力を備えている。ホセ・マリアがクラシック・ギターを、ジェイコブがテレキャスターとアコースティック・スティール弦ギターを弾き、このレコーディングの音の融合をディノは喜んでいる。「ジェイコブとホセ・マリアはとても相性がいい。2人は異なるサウンド、異なるヴィジョンを持っているが、芸術的なアウトプットに関しては、何か美しいことが起きている」とコメント。5月に90歳を迎えた長老サルーシは、芸術的コラボレーションや、スタイルの枠を超えた冒険に対する若い頃の熱意をまったく失っていない。さらに「私は常に、普段の自分の枠にとらわれない新しいアイデアと接するよう努力している。音楽的にも人間的にも成長できる可能性がある」とコメントしている。
このプログラムには、3人のミュージシャンによる新旧のオリジナル曲、カリン・クロッグの曲、スタンダード・ナンバーが含まれている。ディノは、このアルバムを、タンゴ、アルゼンチンの民族音楽、ジャズに触れながら、これらの引用を新鮮なものにする、さまざまな時代と場所の音楽のコレクションだと考えている。
<パーソネル>Dino Saluzzi(bandoneon) Jacob Young(electric and acoustic guitars) Jose Maria Saluzzi(classical guitar)
発売・販売元 提供資料(2025/05/20)