Dragon's Domain Recordsがお届けする『燃える戦場(Too Late the Hero)』は、ロバート・アルドリッチ (『特攻大作戦』『北国の帝王』『飛べ!フェニックス』) が監督し、アルドリッチ、ロバート・M・シャーマン、ルーカス・ヘラーが脚本を担当し、マイケル・ケイン、クリフ・ロバートソン、イアン・バネン、ハリー・アンドリュース、ロナルド・フレイザー、デンホルム・エリオット、パーシー・ハーバート、高倉健、パトリック・ジョーダン、ハーヴェイ・ジェイソン、ヘンリー・フォンダが出演した1970年の戦争映画のために、ジェラルド・フリード (『スタートレック』『ROOTS/ルーツ』) が作曲した音楽が特徴です。
『燃える戦場』は1942年、第二次世界大戦の太平洋戦域を舞台に、これまで戦闘を回避してきた日本語通訳のSam Lawson少尉(ロバートソン)の物語。彼の上官であるNolan大尉(フォンダ)は予期せず休暇を取り消し、ローソンにニューヘブリディーズ諸島のイギリス軍歩兵コマンド部隊に配属され、戦闘任務に就くことを告げる…。この場所にあるイギリス軍基地は、ジャングルの端から数百ヤード離れた、広大な野原の真ん中に位置している。ジャングルの反対側には、日本軍の監視所がある。コマンド部隊はHornsby大尉(エリオット)が指揮する。Hornsbyのコマンド部隊は、数日中に地平線上に現れる予定のアメリカ海軍の船団に警報を鳴らす前に、監視所の日本軍の無線送信機を破壊するよう指示されている。任務遂行の過程で、彼らは秘密の日本軍飛行場と戦闘態勢にある飛行機の存在を発見する...
『燃える戦場』の音楽はジェラルド・フリードが作曲しました。本作は、ロバート・アルドリッチ監督とのコラボレーションの延長線上にある作品で、『甘い抱擁』、『何がアリスに起ったか?』、『傷だらけの挽歌』にも続いています。『燃える戦場』のスコアは、フリードの最もエキサイティングで印象的なオーケストラ作品の一つであり、拡張されたパーカッションセクションを含む大編成のオーケストラのために構成され、シンセサイザーや数々のエキゾチックな楽器が用いられています。『遅すぎた英雄』は、独特のリズムパターンから魅力的なモチーフを引き出すフリードの類まれな才能の見事な例です。
約30年前にCDで発売され、現在では入手困難な『燃える戦場』を、Dragon's Domain Recordsが復刻。ジェラルド・フリード作曲・指揮による楽曲を収録。Digital OutlandのJames Nelsonによるリマスターに加え、オリジナル盤にD.L. Fullerが執筆したライナーノーツも復刻されています。
発売・販売元 提供資料(2025/05/20)
限定品なので、早めの購入を。
タイトルでアメリカ、イギリス、日本の国旗が朽ちていくのが戦争の悲惨さを表していて、メインタイトルの勇壮さがかえってそれを深く感じさせます。