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国会改革の「失われた30年」

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フォーマット 書籍
発売日 2025年05月30日
国内/輸入 国内
出版社信山社
構成数 1
パッケージ仕様 -
SKU 9784797259049
ページ数 276
判型 A5変形

構成数 : 1枚

『国会改革の「失われた30年」』

大山礼子(駒澤大学名誉教授) 著

【目 次】

はじめに―失われた30年を越えて

◆第I部 審議の充実◆

第1章 国会改革と議院内閣制―議員立法活用論を手がかりとして

はじめに
1 国会改革の目的
(1) 責任遂行能力―審議の効率と充実
(2) 応答性の向上―民主化
(3) 説明義務―国会情報の公開
2 議院内閣制下の国会改革
(1) 議員活動の日米比較
(2) 行為主体別に見た議員活動の活性化
3 議員立法の活性化
(1) 議員立法の現状と国際比較
(2) 議員立法の手続
(3) 提案主体別に見た議員立法の機能とその活性化
むすびにかえて―党議拘束の緩和

第2章 忘れられた改革―国会改革の現状と課題

1 基本認識
2 国会審議の制度的枠組み
(1) 強力な常任委員会制度
(2) 政府による議事のコントロール
(3) 政府と与党会派との距離
3 運用による審議の変質
(1) 事前審査制の確立
(2) 審議合理化の帰結
4 改革の試みと挫折
(1) 政治改革の忘れ物
(2) 過剰な「ウェストミンスター化」
5 求められる改革

第3章 審議回避の手段となった衆議院解散権―2017年解散総選挙と議会制民主主義

1 異例ずくめの「国難突破」解散
2 大義なき解散の常態化
(1) 解散の大義
(2) 「伝家の宝刀」の実態
(3) 解散リスクの減少
(4) 解散権の制約は可能か?
3 国会審議を回避する内閣
(1) 臨時国会の召集義務
(2) 恣意的な審議日数短縮を可能にする会期制度
(3) 改革に反対してきた野党
4 リーダーシップ強化の果て

◇そして今 法案審議の充実―なぜ事前審査を廃止できないのか?

◆第II部 討論の再興◆

第1章 討論の場としての議会―口頭質問の盛衰をめぐって

はじめに
1 帝国議会における口頭質問の発展
(1) 口頭質問のはじまり
(2) 質問日の設定
(3) 議会改革案にみる口頭質問
2 国会の質問制度
(1) 国会法制定
(2) 口頭質問の衰退
3 議院内閣制下の議会と口頭質問
4 討論再生の展望

第2章 党首討論とイギリス型議院内閣制

はじめに
1 イギリスのクエスチョンタイムとの相違
2 口頭質問の欠落が意味するもの
3 イギリス型審議の条件
4 ウェストミンスターモデルへの疑問

第3章 国会とアカウンタビリティ―国民代表機関の二重の責務

1 議院内閣制におけるアカウンタビリティ
2 国会と内閣の関係―政府統制機能
(1) 質 問
(2) 国政調査
(3) 委任立法の統制
3 国民と国会の関係―国民代表機能
4 国会の病理

◇そして今 国会論戦の役割―政府に説明責任を果たさせるために

◆第III部 二院制◆

第1章 参議院改革と政党政治

1 「カーボンコピー」批判の現在
2 「反省の院」の変質
3 日本的状況と参議院
4 改革の条件

第2章 二院制と選挙制度

1 参議院選挙制度改革の動き
2 二院制を生かす選挙制度
3 独自性と権限の相克

第3章 参議院改革から立法府改革へ

1 ねじれと政策決定
2 両院間協議の国際比較
3 両院間協議の前提としての実...

  1. 1.[書籍]

◆いまこそ求められる国会審議の改革◆
少数与党政権下における議会の混迷、国会審議にも変化の波が押し寄せている。1999年の第25次改正以降、審議の改革に直接関係する国会法の改正はほとんど姿を消し、国会改革にとっての「失われた30年」といえよう。国民代表機関としての国会の役割を問い、いまこそ国会審議の改革を求めて、「そして今」、まさに指針とすべき、渾身の書。

作品の情報

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著者: 大山礼子

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