1980年代、ニュー・ロマンティックやニュー・ウェーヴが席巻していたUKミュージック・シーンで活躍したシンセ・ポップ・グループ、トーク・トーク。後のポストロックやオルタナティヴ・ロックに大きな影響を与えたといわれる彼らのアルバムが、新装版CDとなって再登場! こちらは彼らが1988年に発表した、ジャズやアンビエント、クラシックやブルース、ダブといった様々な要素を取り入れポスト・ロックのパイオニア的アルバムとして高い評価を受ける4枚目のスタジオ・アルバム『SPIRIT OF EDEN』!
1980年代、ニュー・ロマンティックやニュー・ウェーヴが席巻していたUKミュージック・シーンで活躍したシンセ・ポップ・グループ、トーク・トーク。デビュー当時は同世代のデュラン・デュランと比較されることも多かったという彼らだが、81年から91年という10年間に5枚のアルバムを発表、初期のニュー・ロマンティック・サウンドから作品を発表する事にアンビエントやエクスペリメンタルなポストロック的方向へとサウンドを深化させ、後のポストロック、オルタナティヴ・ロックに大きな影響を与える存在となった。
今回、彼らが発表してきたアルバムの中から、3枚のスタジオ・アルバムが新装版CDとなって再登場することとなった。今回リリースされるのは、1982年発表の記念すべきデビュー・アルバム『THE PARTY'S OVER』、1986年に発表したサード・アルバムにしてバンドにとって最大のセールスを記録した『THE COLOUR OF SPRING』、そして1988年発表の4作目、『SPIRIT OF EDEN』の3作品だ。1984年発表のセカンド・アルバム『IT'S MY LIFE』は2024年に40周年記念エディションとして新装版CDがリリース済となっているため、彼らがEMI/Parlophoneからリリースした4枚のアルバムがすべて新装パッケージ版となって登場することとなる。
当時シーンを席巻していた数々のニュー・ロマンティックやニュー・ウェーヴ・グループに比べるとその活躍は決して派手なものではなかったかも知れないが、彼らが残した音楽は後の世代に大きな影響を与え、RadioheadやBlur、Elbow、St. Vincentらのアーティストが彼らのファンだったと語っている。さらに90年代以降、彼らの楽曲はGigabyteやScannerといったユーロダンス・グループにカヴァーされた他、2003年にはNo Doubtが「It's My Life」をカヴァーして米Billboard Hot100の10位、全英シングル・チャートのTOP20に入る大ヒットに。彼らのサウンドが時代を超えたエヴァーグリーンなものだと証明した。
★★★『SPIRIT OF EDEN』★★★
1988年にリリースされた、トーク・トークの4枚目のスタジオ・アルバム『SPIRIT OF EDEN』は、前作でサウンド的な深化を見せた彼らが、ジャズやアンビエント、クラシックやブルース、そしてダブといった要素を取り入れ、後にポストロックというジャンルの先駆者として評価される作品となった。今作はオランダやドイツ、スイスやイギリスでチャートインを果たし、イギリスではシルヴァー・ディスクを獲得、全世界で200万枚以上を売り上げている。
発売・販売元 提供資料(2025/05/16)
Compare Spirit of Eden with any other previous release in the Talk Talk catalog, and it's almost impossible to believe it's the work of the same band -- exchanging electronics for live, organic sounds and rejecting structure in favor of mood and atmosphere, the album is an unprecedented breakthrough, a musical and emotional catharsis of immense power. Mark Hollis' songs exist far outside of the pop idiom, drawing instead on ambient textures, jazz-like arrangements, and avant-garde accents; for all of their intricacy and delicate beauty, compositions like "Inheritance" and "I Believe in You" also possess an elemental strength -- Hollis' oblique lyrics speak to themes of loss and redemption with understated grace, and his hauntingly poignant vocals evoke wrenching spiritual turmoil tempered with unflagging hope. A singular musical experience. ~ Jason Ankeny
Rovi