雨が降らねば花は咲かぬ。友がなければロックは鳴らぬ。
時代を揺さぶるオールタイム・ロックで"地上最高のロックンロール・バンド"、そして"アメリカの最も信頼置けるバンド"としてロック・シーンに堂々たる存在感を見せつける、ダン・オーバックとパトリック・カーニーからなる唯一無二のロック・デュオの極上極楽な最新アルバムが登場!アナログLPも同時発売!
12枚のスタジオ・アルバム、6度のグラミー受賞、世界を駆け巡った数多のソールド・アウト公演――今やアメリカン・ミュージック・シーンを語る上で外せない存在となったTHE BLACK KEYS。音楽をとことん楽しむアティチュードとディープ・ブルースやソウル・パワーを探求する音楽的冒険心は常にその中心にある。
2024年発表の前作『OHIO PLAYERS』でベックやノエル・ギャラガーらのゲストを迎え、コラボレーションすることの愉しさに目覚めた彼ら。通算13作目となる本作『NO RAIN, NO FLOWERS』でも、数々のヒットを世に送り出したベテラン・ソングライター/プロデューサーであるRick Nowles(Lana Del Rey等)とDaniel Tashian(Kacey Musgraves等)、そして伝説的キーボード奏者のScott Storchとのコラボレーションを実現させている。前作ではミュージシャンたちとのコラボレーションだったが、今作ではやや異なったアプローチをとり、長年彼らが憧れていたソングライターたちを迎えている。
「Rick NowlesとはLana Del Reyの『Ultraviolence』で一緒に仕事をしたことがあった。自分たちは、キーボード奏者や彼のようにピアノで作曲する人とは本当の意味でのコラボレーションを行ったことが無かったけど、すぐにうまくいったよ」今回のコラボレーションについてダン・オーバックはそう語る。一方のパトリック・カーニーは、こう付け加えている。
「俺たちは一気に源流にたどり着きたかった――ソングライティングで知られる人たちと一緒の空間にね。Daniel Tashianは、ナッシュヴィルに引っ越してからはじめに知り合った人たちの一人だったし、俺たちはずっとScott Storchのファンだった」
その結果完成したアルバムについて、ダンは次のように締めくくる。
「このアルバムはまるっと、多くの愛と一緒に誕生した作品だ。聴くものにもそう感じて欲しいと思うよ」
デビューから20年以上、THE BLACK KEYSは直感と情熱に突き動かされるまま、また落ち着くことを良しとしない姿勢で、自分たちの思うがままに音楽を作り続けている。二人が受けてきた実に幅広く、豊かな音楽的影響をタペストリーのように織上げた『NO RAIN, NO FLOWERS』――THE BLACK KEYS史上、最も大胆で冒険に満ち、そして最もパーソナルなアルバムが完成した。
発売・販売元 提供資料(2025/05/16)
Following the tumultuous promotion cycle for 2024s Ohio Players, the Black Keys wasted no time dwelling on the past and forged ahead with their 13th album, No Rain, No Flowers. As the title implies, the duo have taken an optimistic view on events, and the music reflects that attitude, resulting in some of the catchier and more upbeat offerings in their discography. They recruited hitmakers Daniel Tashian (Kacey Musgraves), Rick Nowels (Madonna, Lana Del Rey), and Scott Storch (Beyonce, Dr. Dre) for the LP, but -- unlike the strong stylistic influence exerted by Danger Mouse on El Camino and Turn Blue -- Dan Auerbach and Patrick Carney havent suddenly recorded a pop/hip-hop album. Instead, they keep it close to their existing blues-rock sound, with the producers simply adding a little shine here and there. The uptempo "No Rain, No Flowers" is a joyous standout, packed with quotable affirmations ("All these little messes are only little lessons we learn") and a catchy singalong chorus, while the rollicking highlight "The Night Before" and the crunchy "Man on a Mission" keep the energy elevated. Meanwhile, the beautiful closing track "Neon Moon" expands "Take Me Home, Country Roads" into an uplifting epic that ends this brisk album on an emotional high. Throughout, their established nostalgic aesthetic washes over everything, providing familiar moments that connect No Rain, No Flowers to similar-sounding tracks throughout their catalog. There arent many surprises here, for better or worse, and its a pleasant, straightforward collection of reliably rocking jams. ~ Neil Z. Yeung
Rovi
また多彩な面々が参加している模様、ただし演者でなくソングライターのことらしい……という触れ込みだった13作目。クレジットを見れば、デズモンド・チャイルド、ダニエル・タシアン、スコット・ストーチなど意外な名前が多数。それより驚いたのは、どの曲の仕上がりも一様にライトな風合いを湛えていることで、ラリー・ゴールドの流麗な弦アレンジ、胸キュンなファルセットが効いた"Make You Mine"など洗練性という彼らに不似合いな表現がふと横切ったりも。ただそれらがまた抗し難い魅力を秘めていて、噛むたび旨味が増すのだ。これは新たな出発? ならばかなりおもしろくなりそう。
bounce (C)桑原シロー
タワーレコード(vol.501(2025年8月25日発行号)掲載)