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| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2025年07月04日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | 読書人 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| SKU | 9784924671959 |
| ページ数 | 528 |
| 判型 | 46 |
構成数 : 1枚
人文系学者の怨嗟/国家元首はいなくてもいい/いじめと制裁など/抽象語を使いたがる人たち/誰が本当の弱者であるか/世襲とニセ学問/大学非常勤の問題/いろいろ言ってはいけないことがあるらしい/朝日も岩波も天皇が好きらしい/私の受けた言論被害/「国民の総意」とは何か/奴隷天皇制/日本の誇りについて/歴史学者の放言/「日本的論理」などというものはない/作家の長者番付/博士号について/私の『三体』歴/子供のころ本当だと思っていたがあとでウソか間違いだと分かったもの
作家・比較文学者の小谷野敦が、二〇一二年から二〇一八年まで『出版ニュース』に「凍雲篩雪(とううんしせつ)」の題で連載した時事エッセイ的な評論と、二〇一八年からブログ「猫を償うに猫をもってせよ」に載せた記事を集めて適宜編集した文章を収録。
国家とは、天皇制とは何か。言論弾圧、人文学者の怨嗟、ニセ学問などについて、独自の視点から縦横に語る。
「学問というのは、自然科学がそうであるように、客観的な事実を提示するものであって、政治的に正しい議論を導くものではない。だが、文学研究というのは、基本的な作業が終って、もうあまりやることは残っていない。それに対して、今後の文学研究は社会正義のためにあるべきだと言う人たちが、ポストモダンやポスコロやクイアといった学問をやっている。それらは学問ではない、という声があがっても、彼らはそれを力で押さえつける。つまり文化大革命が世界的に起ころうとしているのだ。
もし文学研究がもうやることがないなら、ダウンサイズして、これまで分かったことを教えるだけの文学学校的なものになるのもやむをえないと私は考えている。文化大革命を起こされるよりはずっとましである。」(本書序文より)

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