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文明と伝統社会

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フォーマット 書籍
発売日 2013年09月26日
国内/輸入 国内
出版社有志舎
構成数 1
パッケージ仕様 -
SKU 9784903426754
ページ数 380
判型 A5

構成数 : 1枚

総論 文明と伝統社会 村田雄二郎
I 西洋との出会い
魏 源――アヘン戦争と『海国図志』―― 井上裕正
容 閎――米中間で揺らぎ上昇する境界(マージナル)者(・マン)―― 園田節子
横井小楠と吉田松陰――深淵の「武威」―― 須田 努
朴 珪 寿――実学から「開化」へ―― 山内弘一
II 文明の発見
阪谷素と明六社――『明六雑誌』と儒学者の明治―― 河野有理
福沢諭吉――脱亜入欧の思想―― ひろたまさき
厳 復――国民の自由を探し求めた非主流の思想家―― 區 建 英
金允植と金玉均――「開化」の対抗―― 吉野 誠
III 伝統社会と宗教
洪秀全と洪仁玕――中国におけるキリスト教受容―― 倉田明子
崔時亨と全琫準――士と民の相克―― 趙 景 達
中山みき――「陽気ぐらし」と「悪」の形象―― 島薗 進
田中智学と国柱会――「日本による世界統一」というプラン―― 大谷栄一
IV 公論の形成
中江兆民――国家の「道義」をめぐって―― 小林瑞乃
岸田俊子と福田英子――近代黎明期の女性知識人を語ること―― 長志珠絵
王韜と鄭観応――開港場の中の知識人―― 村田雄二郎
兪 吉 濬――その開化思想と政治活動―― 伊藤俊介
V 体制の思想
勝 海舟――その軍事構想と日本型華夷意識―― 笹部昌利
李 鴻 章――実務と思想―― 岡本隆司
安重根と伊藤博文――東洋平和構想をめぐって―― 小川原宏幸
崔 益 鉉――東洋の平和と自主独立を目指した抗日知識人―― 愼 蒼 宇

  1. 1.[書籍]

19世紀半ば、欧米列強の東アジア進出が本格化するなか、中国・朝鮮・日本といった国々は新しい時代を迎えようとしていた。伝統社会から近代へと移行する激動の時代に活動したこの地域の知識人は、「独立」「開化」「富強」といった課題を共有しつつも、他方で多くの差異と対立を露わにしながら、新しい時代に向き合っていった。内憂外患に直面した知識人の苦悩と思索のあとをたどり直しながら、近代初頭の東アジアで展開された多様な学と知の姿を明らかにする比較思想史の新しいシリーズ、ここに刊行開始。

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