良質なライブ音源をセレクトするシリーズ、トレジャーアーク!1983年の全米2位の大ヒット作『Frontiers』のツアーから、その最終盤に行われた1983年8月19日のワシントン州タコマでのライヴをフル収録! (C)RS
JMD(2025/05/10)
良質なライブ音源をセレクトするシリーズ、トレジャーアーク!
83年の全米2位の大ヒット作『Frontiers』のツアーから、その最終盤に行われた83年8月19日のワシントン州タコマでのライヴをフル収録!
1983年に行われた〈Frountiers Tour〉から、ツアー終盤となった8月19日にワシントン州タコマで行われたライヴをフル収録!83年といえば、ジャーニーの黄金期。81年にキーボードのジョナサン・ケインが加わり、ギターのニール・ショーン、ヴォーカルのスティーヴ・ペリー、ベースのロス・ヴァロリー、ドラムスのスティーヴ・スミスという黄金メンバーが揃い、アルバム『Escape』(81年)は初の全米No.1に。その勢いそのままにリリースされたのが『Frontiers』(83年)で、当時はマイケル・ジャクソンの『Thriller』が記録的なヒットを継続していた時期だったため、2位に終わったものの、アルバムからは「Separate Ways」「Faithfully」「After The Fall」「Send Her My Love」と4曲のトップ40ヒットを出すなど、まさにバンドの絶頂期だった。83年2月22日にアルバムをリリースすると、その当日からツアーを開始。そのスタートは、『Escape』の時と同様に日本からで(ちなみに、日本でのアルバム発売は5月だった)、8公演を行った。2週間ほどのインターバルの後、3月28日から北米ツアーを開始。9月1日から6日のハワイ・ホノルルでの5公演まで、100本の行程を消化した。その最終盤、ハワイに移動する2つ前のライヴがこのタコマ公演だ。セットリストの大部分は『Escape』と『Frontiers』からの曲で、合わせて13曲を演奏。それだけでヒット曲集になってしまうのがこの時期の凄さであり、ライヴならではの演奏を堪能できる。そして、この次のアルバム『Raised On Radio』(86年)を前にしてリズム隊の2人が脱退してしまうだけに、この録音は非常に貴重なものとなった。
発売・販売元 提供資料(2025/05/08)