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| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2025年05月15日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | インターブックス |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| SKU | 9784924914940 |
| ページ数 | 304 |
| 判型 | A5 |
構成数 : 1枚
はしがき
序章
第1章 中国人民解放軍に対するウクライナ戦争の教訓
——台湾有事への影響を中心に——
第2章 中国が想定する将来の航空戦
——人民解放軍はウクライナ戦争から何を学んでいるのか——
第3章 台湾の軍事戦略と防衛作戦準備
——中国の侵攻に備えたレジリエンスの強化——
第4章 現代戦と核の影
——ウクライナ戦争と台湾有事における核の盾に関する比較考察——
第5章 米国のウクライナ間接介入モデル
——台湾情勢への軍事的影響と適用可能性——
第6章 対中拒否戦略と米軍作戦コンセプトの西太平洋における展開
終章
ウクライナ戦争の教訓は、インド太平洋地域における最大の懸案である台湾有事に何をもたらすのか?台湾有事をめぐる米中対峙はどこに向かっているのか?
本書はウクライナ戦争を、AI・無人機の本格的な投入、軍民の衛星を動員した宇宙空間の軍事利用の拡大、サイバー空間や認知領域での闘争の本格化という21世紀の「新しい戦争」と、市民を巻き込む激しい市街地戦、塹壕戦における膠着状況、継戦能力を確保するために実施される大規模な国防動員という第二次世界大戦以来の「古典的な戦争」の双方の特徴をもった「新たなる戦争」と位置づけ、そこから米国・中国・台湾の軍事戦略・ドクトリン、作戦構想、軍事力整備方針を解明することで、上記の問いに答えることを目指す。国内唯一の安全保障を専門にした国立シンクタンクである防衛研究所の研究者が、日本の安全保障政策を考えるうえで不可欠なテーマに切り込んだ意欲作。

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