Greatest

世界が恋したニューロマンティック。
80年代から常に先鋭のアートと最新テクノロジーを駆使しながら新しい"POP"を鳴らしてきたポップ・レジェンド、デュラン・デュラン。彼らが1998年に発表したベスト・アルバム『GREATEST』が、今年6月から開催されるEUツアーに合わせ、新装版アルバムとなって登場!
こちらはエンボス加工を施した新装アートワークを採用したCDエディション!

80年代から常に先鋭のアートと最新テクノロジーを駆使しながら新しい"POP"を鳴らしてきたポップ・レジェンド、デュラン・デュラン。1980年代ニューロマンティック・ムーブメントの火付け役となり、これまでのレコード・セールスは8000万枚超、全米ヒットチャート・シングル18枚、全英トップ30シングル30枚と、世界の音楽シーンを疾走してきた。2022年にはロックの殿堂入りを果たし、昨年2023年には最新作『DANSE MACABRE』をリリース。現在も活躍を続ける現役アーティストだ。

デビュー・アルバム『DURAN DURAN』から1997年発表のアルバム『MEDAZZALAND』までのヒット曲をコンパイルした1998年発表のベスト・アルバム『GREATEST』が、今年6月に開催されるEUツアーに合わせて、新装版作品となって登場する! 今回リリースされるのは、アルバムのアートワークのイメージを採用したホワイト・アナログ盤と、CDの2形態で、ともにジャケットにある「GREATEST」の文字にエンボス加工を施した新装パッケージでのリリースとなる。

1978年、イギリスはイングランド中部・バーミンガムにて結成されたデュラン・デュラン。1980年代に起きたニューロマンティック(New Romantic)ムーブメントの火付け役となり、そのムーヴメントを代表するバンドとなった。当時のMTVブームにのって、そのルックスのよさやアートスクール出身のメンバーが持つ説得力のあるスタイリッシュさは出身国のイギリスだけでなく、日本でも多くのファンの支持を得た。バンド名はジェーン・フォンダが主演したSF映画『バーバレラ』(1968年)で登場する悪役「デュラン・デュラン(Durand-Durand)博士」がもとになっている。1981年2月「Planet Earth」でデビューし、1stアルバム『デュラン・デュラン』が全英アルバム・チャート3位を記録。その後も「グラビアの美少女」、「ハングリー・ライク・ザ・ウルフ」といったシングルがヒットし、82年セカンド・アルバム『リオ』をリリース。北米ツアーを経て、アメリカでも大ヒットし、その人気は世界的なものになった。83年3rdアルバム『セヴン&ザ・ラクド・タイガー』(英1位/米8位)をリリースし、84年シングル「ザ・リフレックス」が初の全米シングル・チャートNo.1に(全英も1位)輝いている。これらの作品で時代と世代のサウンドとスタイルを決定づけた彼らは、数々のシングル・ヒットで英米だけでなく世界のチャートを席巻し、何百万人ものファンの人生のサウンドトラックとなったのであった。そうして世界の音楽シーンの最前線へと躍り出たデュラン・デュランは、カルチャー・アイコンとして最も影響力のあるアーティストの1組として広く認められるようになった。

Twenty years since their pop music debut, Duran Duran issued another greatest-hits collection. As if 1989's Decade weren't stellar enough, this select package was much more solid. Greatest showcased the band's early days of glam rock decor and new romanticism to the alluring sophistication Duran Duran exuded throughout the '90s. The typical synth-powered pop hits are included -- "Girls on Film," "Rio," "A View to a Kill" -- as well as the signature ballads -- "Save a Prayer" -- but it might also receive criticism due to its chronological disarray. Still, that gives no reason to fret, for other goodies can be found throughout. The much-neglected "New Moon on Monday" is featured, as well as the band's mature eclecticism of such songs from the self-titled Wedding Album -- "Ordinary World" and "Come Undone." The band's experimentation with new millennium electronica found on "Electric Barbarella" again refocuses on Simon LeBon as the center of the band. A continuity blatantly obvious on Greatest and the strong commercialism that progressed throughout the band's healthy evolvement is not denied. Those chart-smashing singles from the 1980s made them a force to be reckoned with and an arena favorite. The songs are nearly ageless and they get their due here. It's a cheeky production and a definitive depiction of one of rock's biggest pop bands. ~ MacKenzie Wilson