新たな始まりは楽しく弾ける総天然色のポップ・ソングとともに。
現代音楽シーンを代表する存在にしてヒットを放ち続ける世界的シンガー・ソングライター、エド・シーラン。昨年"+-=÷×(マスマティックス)"プロジェクトを完結させた彼が、2025年早くも新たなフェーズへと踏み出す。世界各地のミュージシャンやプロデューサーとのコラボレーションを通じ、新たな音楽の地平線を探求しながら、エドが思う、音楽の好きなところ、楽しいところを余すところなく全て詰め込んだという最新作『PLAY』完成!
デラックス盤はボーナス・トラック2曲収録!!
現代音楽シーンを代表する存在にしてヒットを放ち続ける世界的シンガー・ソングライター、エド・シーラン。2011年からスタートした"+-=÷×(マスマティックス)"プロジェクトを昨年完結させた彼が、2025年早くも新たなフェーズへと踏み出した。自身の人生は心情を歌に反映させ、常に進化変化しているアーティストであるエド・シーラン。最新アルバムとなる『PLAY』で彼は、世界各地のミュージシャンやプロデューサーとのコラボレーションを通じ、新たな音楽の地平線を探求しながら、エドを世界で最も愛されているポップ・アーティストの一人として広く印象付けた、時代を超越したサウンドとテーマを深く掘り下げている。
人生の暗い時期を抜け、喜びに満ちた色鮮やかなものを作り、自分がツアーしてきた国の文化を深く知りたいと考えたエド・シーラン。インドやペルシャの音楽文化にも一部影響を受けているという本作の中で、自分が聴いて育ってきたアイルランドの伝統的なフォーク・ミュージックの音階やリズム、メロディとの驚くべき繋がりを知った彼は、自身のボーダレスな音楽的言語をさらに探求し、新たなエッジをアルバムに加えることに成功した。また同時に彼ならではの心打つバラードやアコースティック・ナンバーを通し、エド・シーランがなぜ今日で最も影響力のあるシンガー・ソングライターなのかを聴くものに改めて気づかせるのだ。世界各地でレコーディングやソングライティングを行い、インドのゴアで完成したというニュー・アルバム『PLAY』は、お馴染みのポップ・サウンドに、大胆なまでにポップでありながら、極めて彼らしい新たなスタイルが加わり、変革を恐れないエキサイティングなアーティスト性が存分に発揮された作品に仕上がっており、間違いなく2025年を決定づけるアルバムの1枚となるだろう。(1/2)
発売・販売元 提供資料(2025/05/02)
既にリリースされているアルバムからの第1弾先行シングル「Azizam」。エドが旅を通じて、人々と繋がり、異なる文化と音楽について学び、その中でペルシャの文化にインスパイアされた中から生まれたというこの楽曲を聴けばこのアルバムが表現しようとしているものの一端を知ることが出来るだろう。続けてリリースされた「Old Phone」は、ノスタルジックな1曲。2015年以来電源も入れることがなかった古い携帯電話を立ち上げ、親交の途絶えた友人からの留守電メッセージや、元カノとの口喧嘩、疎遠な家族からの連絡などを掘り起こし、時間と距離がいかに人間のアイデンティティを変えていくのかに焦点を当てている。Blake Slatkin & Ilya Salmanzadehがプロデュースしたこの曲は、ノスタルジックなアコースティック・メロディと生々しい感情が混ざりあい、成長と想い出を振り返りながら、初期のエド・シーランのソングライティング・ルーツを思い起こさせ、同時にアーティストがいかにして成長し今の姿へとなっていったのかを捉えている。
エドが思う、音楽の好きなところ、楽しいところを余すところなく全て詰め込んだという『PLAY』。ここにはまた、人として、父親として、そしてパートナーとしてのエドの"今ある姿"も反映されている。「自分のやることすべてが楽しく遊びのあるものにしたい」と決意を新たにしたエド・シーランの新章――『PLAY』が今始まる!
デラックス盤にはボーナス・トラックが2曲追加収録されている他、歌詞やアルバムのイメージ・ヴィジュアルをフィーチャーした20ページブックレットが封入されている。(2/2)
発売・販売元 提供資料(2025/05/02)
数学シリーズの総括ツアーを経た2年ぶりのアルバムは実に明るい印象。ペルシャ音楽の影響を受けた"Azizam"やインドの要素を投影した"Sapphire"といった異文化アプローチも彼らしいマイルドさで、多彩なリズム・トラックとの縁に活力を得た構成は『=』(2021年)の延長線上にあるものだ。全編の制作はイリヤとジョニー・マクデイド、サヴァン・コテチャらのチームが中心。要所でサーカットやフレッド・アゲインが助力し、ラップの作詞をデイヴが援護、マックス・マーティンがベースだけ弾いていたり、ソウル調の"The Vow"でラリー・ゴールドを管弦アレンジに迎えるなど、さりげない贅沢も光る。
bounce (C)狛犬
タワーレコード(vol.502(2025年9月25日発行号)掲載)