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| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2025年05月09日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | 知泉書館 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| SKU | 9784862854346 |
| ページ数 | 418 |
| 判型 | 46 |
構成数 : 1枚
凡例
まえがき
第I部 愛の諸形態――エロス愛について
第一章 愛の多義性――愛の意味についての問題
第二章 エロスとしての愛1――宇宙的愛としてのエロス
第三章 エロスとしての愛2――人間的愛としてのエロス
第四章 エロスとしての愛3――人間相互愛としてのエロス
第五章 エロスとしての愛4――知恵の愛としてのエロス
第六章 エロスとしての愛5――エロス的愛の特質
第七章 エロスとしての愛6――われわれの愛の経験におけるエロス
第八章 エロスとしての愛7――エロスの明暗
第九章 エロスとしての愛8――エロス愛についての問題
第一〇章 エロスとしての愛9――「物」に対する愛におけるエロスと「人」に対する愛におけるエロス
第一一章 エロスとしての愛10――エロス愛に還元されない愛
第一二章 エロスとしての愛11――エロス愛を妨げる原因としての社会の道徳
第一三章 エロスとしての愛12――道徳とエロス愛
[補講] エロス愛の要約と,philia, agape 愛との関係
第II部 愛の経験
第一章 愛の経験の自明性
第二章 愛する経験と愛される経験
第三章 愛の経験の多義性
第四章 愛の経験における共通的なもの
第五章 憎みの経験
第六章 憎みの原因
第七章 憎みと愛
第八章 憎みの根底に存する自愛
第九章 すべての愛の根底に存する自愛
第一〇章 すべての愛と憎みの根底にある自愛
第一一章 自愛と自己
第一二章 自己とは何か――自己の二重構造
第一三章 自己の二重構造はどこから生じるか
第一四章 二重構造の原因としての精神と肉体――まず肉体について
第III部 好きと嫌い
第一章 自愛と他愛
第二章 愛の三つの意味
第三章 愛に対立するもの
第四章 三つの愛の相互の関係
第五章 愛の対立の中間領域
第六章 好き嫌いの対象
第七章 食物の好き嫌い
第八章 好き嫌いの原因
第九章 好き嫌いと先入見
第一〇章 体質と気質
第一一章 好き嫌いの限界
第一二章 好きが嫌いに転化する第二の条件
第一三章 好きが嫌いに転化する二つの限界状況の関係
第一四章 嫌いが好きに転化する条件
第一五章 嫌いが好きに転化する限界状況における心的条件の作用
第一六章 好き嫌いの愛のもとに存する自愛
第一七章 嫌いが好きに移る限界状況における心的条件
第一八章 自己愛の二重構造
第一九章 まとめと残された問題
第IV部 プラトンのエロス論
第一章 愛の自明性と多義性
第二章 愛の三つの形態
第三章 『シュンポジオン』の構成
第四章 パイドロスの演説1――エロスは「最も年長の神」である
第五章 パイドロスの演説2――エロスの根原性
第六章 パイドロスの演説3――人間のうちにはたらくエロス
第七章 パイドロスの演説4――生命力としてのエロスと情熱としてのエロス
第八章 パイドロスの演説5――美しいものに憧れるエロス
第九章 パウサニアスの演説1――エロスとアプロディテ
第一〇章 パウサニアスの演説2――天上のアプロディテと現世のアプロディテ
第一一章 パウサニアスの演説3――行為の根原としてのエロスと行為の<...
著者は1985年に京都大学を定年退職後,南山大学に移り,自由なテーマによる教養科目の講義を要請された。専門科目しか教授してこなかった著者が,若い人たちも興味をもち,理解できるように分かり易く工夫したのが本シリーズである。哲学・倫理学の深い学識と豊かな知識に支えられた講義は,学生たちを魅了した。研究者にとっても学問と人生を知るうえで,示唆に富む有益な名講義である。
名古屋での13年,授業で話した主要なテーマは「愛」の問題であった。本巻では愛の諸相について語られる。
「愛とは何か。問われないと私は知っている。問われると,分からなくなる。」愛することは知っている。しかし愛とは何かを知らない。愛の自明性と多義性という両面性と愛の意味を知るために愛の諸形態について考える。
愛については三つの見方がある。プラトン『饗宴』の「エロス」,アリストテレス『ニコマコス倫理学』の「ピリア」,そして『新約聖書』の「アガペー」である。
本書では『饗宴』の論客たちの愛に対する思いを見ながら,エロスの持つ多様で深い意味が紹介される。
さらにキリスト教の「あなたの父なる神」と「キリストと群衆」を通して,神とイエスと群衆が相互に交わりながら,人々の中で息づく愛と,キリスト教の真実を見つめる。
人には好きと嫌いがあり,エロスの愛は反面として「憎しみ」を伴う。それらの根底には「自愛」がある。「自愛」と「他愛」の深刻な抗いにいかに応えるかを考える。
次回の第三巻では「ピリア」と「アガペー」について語られ,「エロス」を含め愛の統合的な理解が明らかにされる。

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