| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2025年06月24日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | 日本評論社 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| SKU | 9784535985421 |
| ページ数 | 264 |
| 判型 | A5 |
構成数 : 1枚
第一章
ユング心理学のはじまり——もう一つの世界、解離を生きる心……………………………1
精神科臨床と人間の姿 3
ユングの二つの体験 7
宗教の後継としての心理学、共同性への問い 12
降霊術、あるいは、魂の現象 16
解離という可能態 21
臨床姿勢に立ち返って 24
第二章
科学者としてのユング——言語連想と、コンプレックスと、タイプ論……………………26
言語連想検査 27
コンプレックスとコンステレーション 32
コンプレックス解消の昔話 36
タイプ論 42
感情機能について 48
第三章
無意識との対決——ファンタジーと共にあること・言葉にすること・制作すること……53
集合的無意識 55
フロイトとの差異 60
ファンタジー思考へ 65
フルールノワ 68
『赤の書』——アクティヴ・イマジネーションと自己 70
ボーリンゲンの塔と、死者との対話 79
第四章
新たな未知との出会い——旅、集合性の見直し、錬金術……………………………………86
旅 89
北アフリカと、夢と、未知との出会い 93
タオス・プエブロ、エルゴン山、野生と人間 98
集合性の見直し 103
錬金術的な取り組みへ 108
第五章
ユング晩年の思想——錬金術から始まる芸術・文化・宗教…………………………………113
錬金術的心理学 113
ユングとアート 131
内的な客体と出会う 133
外的客体の解体、解体の認識 135
解体から始まる新しい意識 136
文化と歴史への責任 140
UFOと自己 143
ユングの心理学 146
第六章
ユング心理学の新たな展開1ジェイムズ・ヒルマンの元型的心理学………………………148
——イメージの豊かさ・脱人間化の可能性・ソウル=メイキング
ジェイムズ・ヒルマンと元型的心理学 151
イメージから問い直すこと、イメージの人格化 154
病理化 161
心理学化、脱人間化、そしてソウル=メイキング 167
ヒルマンから見たユング心理学の問題点と、ドングリ理論 176
第七章
ユング心理学の新たな展開2 ヴォルフガング・ギーゲリッヒの内性学としての心理学…182
——歴史性とサイコロジー=メイキング
内性学としての心理学——その基本的なアイデアたち 187
内性学としての心理学——いくつかの著作 209
第八章
ユング心理学と現代——テクノロジーと日本の心……………………………………………218
テクノロジーに現れる現代の魂 219
日本の現代の心 230
見えないものへの愛 236
文献・注 238
おわりに 246
人名索引 253
事項索引 259
ユング心理学はどのように誕生し、ヒルマン、ギーゲリッヒによる新たな展開はいかにして生まれたのか。令和の時代のユング入門!

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