| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2025年05月10日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | フィルムアート社 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| SKU | 9784845925018 |
| 判型 | 46変形 |
構成数 : 1枚
まえがき
音と音響
楽器と音
音を聴く
音の伝達
共鳴(共振)
共鳴は人生を変える──実際にあった話
スプーンを使った実験
歯を使って音を聴く
糸電話
ピアノの幽霊
サウンドエレメント
平らな金属棒
鉄琴の調律
ケーニッヒの法則
金属板──ゴング、シンバル、ベル
クラドニ図形──1枚の金属板から出せるさまざまな音の模様
板の素材の強化
セラミック製のサウンドエレメント
パイプ
パイプの材料
ゴング
鐘
金属棒
音風車の構成要素
弦
圧縮空気を利用した音
空気の吸引によって発生する音
笛
笛の調律
さまざまな笛
メカニック
「音の噴水」のための水動力
水掻き車
歴史的な発明
回転式のスプレー
桶のチェーン
伝達
重要なディテールの構造
特別な装置
振り子装置と蹴り上げ装置
制作時の注意点
サイフォン
どのようにポンプで水を送るのでしょうか?
水槽
デザインと構造
木材を使ったデザイン
羽の取り付け
鳥を動かす
その他の例
金属を使ったデザイン
水車と回転するフィギュア
配管材を使ったデザイン
銅菅
ウォーターゲーム
風車
仕入れ先
著者について
フランソワ・バシェからの手紙
訳者あとがき
フランスを拠点に世界で活躍したサウンド・アーティスト、バシェ兄弟が生み出した「音を奏でるオブジェ=音響彫刻」。
フランソワ・バシェ自身のテキストによる、楽しい音響彫刻入門。
「音響彫刻」とは、バシェ兄弟によって考案・制作された、楽器であり彫刻でもある、音の鳴るオブジェのこと。本書は1992年にフランソワ・バシェによって著された、音響彫刻の入門書です。
音の響きや共鳴、動力、素材、デザインと構造など、音と科学のしくみをさまざまな角度からやさしく解説。
身近なものを使って思うままに音を鳴らしてみたり、自分で作ってみたくなる、
あなたを自由な「音」の世界へといざなう、好奇心と想像力をかきたてる一冊です。
前半では、音や振動、素材ごとの音の特性など、音響学の基礎知識がユニークなエピソードともに解説され、後半では、音響彫刻を作るために大切な動力学の基礎と、実際の素材を例にした制作ノウハウが紹介されます。
音についての幅広い知識と、制作に役立つヒントが満載の、読んで楽しく見ても楽しい、音響彫刻の世界への招待。
(私は)「音楽の」創造は芸術以上のものであり、それは美しさ以上のものを含む哲学だと考えています。
それは、人々に自己実現の手段を与えることで、自分自身の人生を豊かにするだけでなく、それらの楽器を使う人々の存在、そしてさらにそれを聴く聴衆の人生までも豊かにする方法なのです。
(本書「フランソワ・バシェからの手紙」より)

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