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近代日本語の時制体系

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フォーマット 書籍
発売日 2025年05月15日
国内/輸入 国内
出版社ひつじ書房
構成数 1
パッケージ仕様 -
SKU 9784823412431
ページ数 400
判型 A5

構成数 : 1枚

訳者前書き
凡例

序章

第1章 存在の形式としての時間と時制の文法的カテゴリー

第2章 文法的な時制の相対的な意味

第3章 なかどめ活用の時制形式
第I部 序説
1 諸言語における副動詞の時制
第II部 結びあわせの形式
2 接尾辞なしの形式、-te/-de で終わる形式、-nagaraで終わる形式
3 -te+kara形式
4 -te+wa形式
第III部 譲歩形式
5 -te+mo形式、-nagara[mo]形式、およびトレド[モ]のタイプの形式
6 トリタレド[モ]のタイプの形式
7 推量法における譲歩形式
8 トル-トモのタイプの形式
9 トリタリトモ のタイプの形式
10 16–17世紀の日本語における譲歩形式の概観
11 譲歩のつなぎ ケレド[モ]の出現
第IV部 条件─時制形式
12 現代語の条件─時制形式とその形態論
13 近代日本語の条件─時制形式の歴史
14 トラバ(タカクバ、トラズバ)のような形式
15 トレバ(タカケレバ、トラネバ)のような形式
16 トッタラ[バ]のような形式
17 トッタレバのような形式
18 現代語における条件─時制形式の用法と解釈
まとめ

第4章 文法書における いいおわりの時制形式の問題
1 三時制論
2 絶対的二時制論─過去と現在-未来(非過去)
3 絶対的二時制論─過去と未来
4 一時制論
5 -ta形式における時制的同音異義論
6 四時制論
7 時制形式におけるアスペクト的意味の論
8 時制システム不在論
9 アスペクト─テンス形式の退化論
10 時制基準における主観性論
11 時制基準における非恒常性論
12 継続相─現在時制論
13 多時制論
14 相対的時制論
まとめ

第5章 つなぎ要素とおわりの前の時制形式
第I部 序説
1 つなぎ要素の定義と本章の構成の論拠
第II部 同時性を表すつなぎ要素の前の時制形式
2 つなぎのトの前の時制形式
3 つなぎ小詞 ト トモニ の前の-u形式
4 つなぎ小詞 ト イッショニ(漢語 一緒 から)の前の-u形式
5 つなぎ小詞 ト ドージニ(漢語 同時 から)の前の時制形式
6 つなぎ ヤイナヤ と ガイナヤ の前の-u形式
7 つなぎ ヤ の前の-u形式
8 つなぎ単語 マニ の前の時制形式
9 つなぎ単語 タビ[ニ]の前の-u形式
10 つなぎ-接尾辞 ゴトニ の前の-u形式
11 つなぎ-接尾辞 カタワラ の前の時制形式
12 つなぎ小詞 ニ シタガッテ の前の時制形式
13 つなぎ小詞 ニ ツケ[テ]の前の-u形式
14 つなぎ小詞 ニ ツレ[テ]の前の-u形式
15 つなぎ小詞 ガ ハヤイカ の前の-u形式
第III部 将来性(後続性)を表すつなぎ要素の前の時制形式
16 つなぎ-接尾辞 マデ[ワ、ニ、ニワ] の前の時制形式
17 つなぎ単語 マエ[ニ、ワ、ニワ、モ、カラ]の前の時制形式
18 つなぎ単語 タメ[ニ、ニワ]の前の時制形式
19 つなぎ単語 ヨーニ の前の時制形式
20 つなぎ単語 ホド の前の時制形式
21 ツモリ-デの前の時制形式
第IV部 先行性を表すつなぎ要素の前の時制形式
22 つなぎ単語 アト[デ]と ノチ の前の時制形式
23 つなぎ単語 ウエ[ニ、デ]の前の-ta形式
24 つなぎ単語 ブンデワ(漢語 分 から)の前の-ta形式
第V部 同時性、後続性あるいは先行性の意味を、単一のまたは基本的な意味としてもっていないつなぎ要素の前の時制形式
25 つなぎ単語 トキ[ニ、...

  1. 1.[書籍]

狂言やキリシタン資料から近代日本文学までを分析し、日本語の時間表現の発展の頂点として現代標準語を位置づける。過去や完了の助動詞の交代や減少を、古代語の単純化とは捉えず、発話時を介さない直接的な相対時制の普遍化と、時制関係の近代的一般化として捉える。原著は1971年にモスクワで刊行。日本の近代語の成立を起点から終点まで綿密に論じた重要な研究成果であるにもかかわらずこれまで顧みられてこなかった。本邦初の翻訳。
原著者:Н.A.Сыромятниковスィロミャートニコフ(1911-1984)原著:Система времен в новояпонском языке

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