Cool Down The Heat

JUNIOR MURVIN×KING JAMMY
〈JAMMY'S〉未発表アルバム!!

JUNIOR MURVIN ー。1946年ジャマイカ出身。その特徴的なフォルセット・ヴォイスと1976年にLEE "SCRATCH" PERRYと制作&リリースした歴史的名曲「Police And Thieves」で知られる名レゲエ・シンガー。2013年没。
本作『COOL DOWN THE HEAT』は初登場となるアルバム。JUNIOR MURVINが〈JAMMY'S〉、KING JAMMYプロデュースのもとで制作した楽曲で構成された未発表アルバム。
JUNIOR MURVINとKING JAMMYは80年代に密接な関係で1986年にはアルバム『APARTHEID』を制作、1987年には「Police And Thieves」のリメイクを制作するなど西キングストン、ウォーターハウスのJAMMY'Sスタジオで両者は数多くの楽曲を制作。
『COOL DOWN THE HEAT』にはその当時に、80年代後期に両者が制作した楽曲を収録。
〈JAMMY'S〉が85年の「SLENG TENG RIDDIM」、日本製カシオトーンM40内蔵のプリセット「ROCK」を使用されたフル・デジタル・リディムの成功で、「打ち込み」=デジタル制作へと大転換していた時代、〈JAMMY'S〉がシーンの「デジタル革命」の中心となって主導していた時代に両者が制作した楽曲から厳選収録。
デジタル・リディムでリメイクされた「Police And Thieves」の他、同曲と同様に、デジタル・リディムで制作されたREAL ROCKリディムでリメイクされた人気曲「Cool Out Son」、「Come From Far」「Ism Schism」「No Bed Of Roses」「Lion Mouth」他、未発表曲も収録。
当時の〈JAMMY'S〉を支え、時代をリードするのに貢献したWYCLIF "STEELY" JOHNSONとCLEVELAND "CLEVIE" BROWNEが中心になって制作されたデジタル・リディムにJUNIOR MURVINのしなやかでクールなフォルセット・ヴォイスが合体、KING JAMMYによってミックスされた好曲ばかりを収めた時代を超えた新たなる名作。
アートワークはフランスのSUPERCINQが制作、1986年にDAVID CORIOが撮影した写真を使用。