ブラジリアン・ファンク/クロスオーバーを代表するバンド、アジムスの約9年ぶりとなる新作!オリジナル・メンバーであるジョゼ・ロベルト・ベルトラミ、イヴァン"ママォン"コンチは残念ながら他界してしまったものの、ジャンルや国を越えて世界中のリスナーやミュージシャンを魅了してきた、多彩なリズムをベースにしたコズミックなクロスオーバー・サウンドが純度を増して結晶。「これぞアジムス!」といったサウンドをたっぷり聞かせてくれる、ファン待望のアルバムだ。 (C)RS
JMD(2025/04/23)
ブラジリアン・ファンク/クロスオーバーを代表するバンド、アジムスの約9年ぶりとなる新作!☆DUエクスクルーシヴ☆
■帯付仕様 (被せ帯。ライナーノーツは付属しません)
ブラジリアン・ファンク/クロスオーバーを代表するバンド、アジムスの約9年ぶりとなる新作! オリジナル・メンバーであるジョゼ・ロベルト・ベルトラミ、イヴァン"ママォン"コンチは残念ながら他界してしまったものの、ジャンルや国を越えて世界中のリスナーやミュージシャンを魅了してきた、多彩なリズムをベースにしたコズミックなクロスオーバー・サウンドが純度を増して結晶。「これぞアジムス!」といったサウンドをたっぷり聞かせてくれる、ファン待望のアルバムだ。
※Bandcampの収録曲とLPの収録曲は一部異なります。
ソングリストをご確認のうえご購入お願いいたします。拡大し続ける音楽の宇宙において、アジムスは長きにわたり天上の巨人として存在し、数え切れないほどのアーティスト、ミュージシャン、そしてファンをその軌道に引き寄せてきた。1975年のデビューアルバムから50周年を迎える2025年、ニューアルバム『Marca Passo』によって、ブラジリアン・ジャズ・ファンクとコズミック・サンバ・ソウルを融合させたバンドの錬金術的な要素が、今もなお力強く息づいていることを証明する。
2012年にキーボード奏者のジョゼ・ロベルト・ベルトラミが亡くなり、2023年にドラマーのイヴァン"ママォン"コンチが逝去して以来、初のフルアルバムが本作だ。唯一生き残ったオリジナルメンバーであるアレックス・マリェイロスは、アジムス・サウンドを体現すると同時に、その音楽的遺産を守ることを自身の精神的な使命と考えている。 (1/2)
発売・販売元 提供資料(2025/04/21)
本作『Marca Passo』はそんなマリェイロスを支柱に、2016年からバンドに在籍するキコ・コンチネンチーノ(ミルトン・ナシメントやジャヴァンのサポートでも知られる)、そしてドラムには新加入のヘナート・マッサ(マルコス・ヴァーリやエヂ・モッタをサポート)という現代を代表する名手を従えて、リオデジャネイロで録音された。
初期のレコーディング以来、アジムスは常に個々のメンバーの力量をはるかに超える存在であり続けてきた。この「3人組オーケストラ」の紛れもないサウンドは、1970年代から1980年代初頭にかけてのMPBを支えたレコーディング・スタジオ・シーンに根ざしている。この時代、アーティストたちはブラジルの伝統的なリズムと、世界中のジャズ、ロック、そして当時流行していたサイケデリックやプログレッシブの要素を融合させていた。本作『Marca Passo』もこの伝統を受け継ぎ、ブラジルの音楽の伝統と世界的な影響をシームレスに融合させながら、アジムスの独特で多面的なサウンドを支える卓越した音楽性を披露している。
このアルバムは、アジムスの過去2枚のスタジオアルバム『Fenix』(2016年)と『Aurora』(2011年)を手掛けたスタジオの巨匠、ダニエル・モーニックがプロデュースを行った。ダニエルはマルコス・ヴァーリ、サブリナ・マリェイロス、テリー・キャリアーのアルバムも手掛けるプロデューサーだ。そのダニエルの父であり、英国ジャズ・ファンク界の重鎮、インコグニートのジャン・ポール"ブルーイ"モーニックをゲストに迎えリメイクされた80年代の名曲「Last Summer In Rio」のニューバージョンは、同曲の作曲者ジョゼ・ロベルト・ベルトラミへのトリビュート。同様に「Samba Pro Mamao」はイヴァン・コンチに捧げられた新曲だ。本作はアジムス・サウンドの魅力がいまも生き続けていることを証明すると同時に、いまは亡き創設者たちが残した深遠なる遺産に敬意を表す作品でもある。 (2/2)
発売・販売元 提供資料(2025/04/21)
イヴァン・コンチが他界し、創設メンバーはアレックス・マリェイロスただ一人となったアジムス。そんななか届いた9年ぶりの新作は、3作連続でダニエル・モーニックを指揮官に迎え、バレアリック系とも緩やかに共鳴しつつ、しかし、それ以上に矢印を己に向けて不滅のアジムス節を掘り下げたような仕上がりに。ダニエルの父であるインコグニートのブルーイも駆けつけた"Last Summer In Rio"のメロウネス100%なセルフ・リメイクや、亡き盟友に捧げるサンバ・ジャズ、ヴォコーダーを使った涼風ファンクのほか、恍惚のブラジリアン・フュージョンがぎっしり。こんなの悪いわけがありません。
bounce (C)山西絵美
タワーレコード(vol.499(2025年6月25日発行号)掲載)
90年以降フロア~クラブでの再評価が高まり緒作品が再発されるブラジリアン・ファンク/クロスオーバー・バンド:アジムスの約9年ぶり2025年作。75年デビュー作にして大名盤『アジムス』以降、20作品以上を世に放ち時代と共に深化続けるレジェンド。オリジナル・メンバーであるジョゼ・ロベルト・ベルトラミ、イヴァン"ママォン"コンチは他界したが、ジャンル/国籍不問に世界中のリスナーやミュージシャンを魅了してきた多彩なリズムを根幹としたコズミックなクロスオーバー・サウンドが"現在の空気"を吸い純度を増し結晶。常に多角的評価をされるアジムス節全開の傑作。ええやんええやん。
intoxicate (C)黒田"ハイプ"朋規
タワーレコード(vol.176(2025年6月20日発行号)掲載)