ピアニスト・小室響が、ジャズレジェンド達と共に自身の音楽を追求!峰厚介、類家心平、井上銘ら、豪華ゲストを迎え、リズム・セクションは坂井紅介、本田珠也という鉄壁の待望セカンドアルバム。横浜の老舗ジャズクラブ"ドルフィー"発、ドルフィー・レーベル作品、第一弾。 (C)RS
JMD(2025/04/22)
1stアルバム、【Resonance】から3年。前作は、ポップスシーンで活躍する高木祥太(BREIMEN)、安藤康平 MELRAWを擁した、バラエティに富み、様々なシーンに向けて発信した内容だった。(発売はPEZのOhyama"B.M.W"Wataruによるレーベルからリリース。)
対して、今作はジャズ界の重鎮、坂井紅介、本田珠也とのトリオに、若手のホープ井上銘、異彩を放つ類家心平、そしてレジェンド、峰厚介をゲストに迎え、ジャズに対して真摯に向き合った。
自身の父の店、横浜Jazz Spot Dolphyで2日間のライブレコーディングを行い、その中から厳選した内容を高音質で作品化。また、自身が立ち上げたDolphy Labelの記念すべき第一作目となる作品である。
収録曲は前作と同じく、全曲書き下ろしのオリジナル作品。様々な世代のジャズレジェンド達と、信頼するスタッフと共に全身全霊で作り上げた当作品。現在のジャズシーンに一石を投じる内容なのは間違いない。 渾身の2枚組アルバム!!
「色濃く残る翳りの中に一筋の蘇る記憶を辿る生々しい音の揺らぎ。技術や知識では計り知れない音魂の塊は常に衝動的であり純音楽である。ここには嘘偽りのない小室響の全てが詰まっている」-本田珠也
【Member】
Piano : Hibiki Komuro 小室響
Bass : Benisuke Sakai 坂井紅介
Drum : Tamaya Honda 本田珠也
Guest Musicians
Trumpet : Shinpei Ruike 類家心平
Sax Kosuke Mine : 峰厚介
Guitar May Inou : 井上銘
【録音】 2025年2月18日, 2月19日 横浜Jazz Spot Dolphy
発売・販売元 提供資料(2025/04/18)
今作は横浜の老舗ジャズクラブ、ドルフィーが贈る"ドルフィー・レーベル"の記念すべき第一弾作品で、実力派ピアニスト小室響による渾身のライヴアルバム。峰厚介、類家心平、井上銘といった豪華ゲストを迎えて"ドルフィー"で録音されたこのライヴ盤には、30代半ばにさしかかり、その才能の全貌をいよいよ明らかにし始めた小室響の"今"が克明に刻まれている。前作同様に全曲オリジナルで、豪華ゲストをフィーチャーした楽曲が大半を占める中、ゲストを交えず演奏された楽曲も2曲あり、その中の1曲《Claro de Luna》ではミシェル・ルグランを彷彿とさせるような演奏も披露。この懐の深さは特筆ものだ。
intoxicate (C)千葉広克
タワーレコード(vol.176(2025年6月20日発行号)掲載)