デンマークの5人組メタル・コマンドー=Baest(ビースト)
ヘヴィメタルバンドであること強烈に表現し、クラシックなメタルバンドたちへのオマージュを捧げた4作目『Colossal』
2018年のデビュー作『Danse Macabre』のリリース以降、精力的な活動によってヨーロッパで最も称賛され、尊敬されるデスメタル・バンドのひとつとなったデンマークのBaest(ビースト)。2作目の『Venenum』(2019年)、3作目『Necro Sapiens』(2021年)、EP『Justitia』(2022年)とバンドは確実にキャリアを積み上げてきた。
Heaven Shall Burn、The Black Dahlia Murder、The Hauntedなどが使用したAntfarm Studioで、デンマーク人プロデューサーTue Madsenを迎えて制作された4作目『Colossal』は、オールドスクールなメタルのリフと、メロディックなロックンロールの要素を大胆に取り入れた意外性のある作品だ。コロナウイルスによるパンデミックのなかプロセスを開始し、数年の歳月をかけて磨き上げられた最新作から繰り出されるリフとメロディからは、Ozzy Osbourne、Dokken、Iron Maiden、Whitesnakeなど、多様なスタイルのメタルへのオマージュが強く見受けられる。
「数年前にKrisiunとツアーしたとき、彼らはサウンドチェックでZZ TOPの曲をプレイしていたんだ。もちろん会場の誰もが熱狂していたよ。それを見て、"俺たちもロックしよう!自分たちのために曲を書こう!"という気持ちが生まれたんだ」とSvend Karlssonは語る。その想いが如実に反映されていることは(1)「Stormbringer」の冒頭を聴くだけで理解できる。80年代を彷彿させるメタルリフが炸裂する(4)「King Of The Sun」には、同郷のハードロックバンドD-A-DのJesper Binzerがゲスト・ボーカルとして参加、他にも同じくデンマークのブラックメタルバンドORMをフィーチャーした(6)「Misfortunate Son」からも往年のメタルバンドの名曲から得たエッセンスを感じさせてくれる。Lasseが14歳の頃から温めてきたリフを活かした(9)「Depraved World」など、ヘヴィメタルの栄光に盃を上げたくなる楽曲が続いていく。『Colossal』は、あまりにも大胆な作品である。もちろん、正統派デスメタル・ファンからの反発を予想しつつも、Baestはこの進化が好意的に受け止められると自信を持っている。
Arch Enemyの北米ツアー「Bloody Dynasty 2025 Tour」に帯同し、ヨーロッパ・ツアーも成功させたBAEST。今夏はWacken、Summer Breezeをはじめ、ヨーロッパ各地のフェスティバル、さらにツアーを行う、今作の布教活動を行っていく。
■デジパック仕様
<Baest>
Simon Olsen - Vocals
Lasse Revsbech - Guitar
Svend Karlsson - Guitar
Mattias 'Muddi' Melchiorsen - Bass
Sebastian Abildsten - Drums & Percussion
発売・販売元 提供資料(2025/06/27)