Gerald Fried : Disasters !

Dragon's Domain Recordsは、ジェラルド・フリード(「コードネーム U.N.C.L.E.(The Man from U.N.C.L.E.)」、「Star Trek」、「Roots」)が、彼の幅広いフィルモグラフィーの中から『暴走パニック超特急(Disaster on the Coastliner)』と『大津波・コンドミニアムの恐怖(Condominium)』の2作品のために作曲した音楽を世界初公開する。
このコレクションで取り上げた2本の映画は、1970年代から1980年代初頭にかけて大流行したハリウッドのディザスター・ムービー・ブームの終焉期に製作された。このトレンドは、1980年に公開された『フライングハイ(Airplane!)』でほぼ終わりを告げた。どちらの作品にも、往年のテレビスターが勢ぞろいした豪華キャストが出演。
1979年に放映された『暴走パニック超特急(Disaster on the Coastliner)』は、『バニシング・ポイント(Vanishing Point)』のリチャード・C・サラフィアン監督によるテレビドラマ。出演はロイド・ブリッジス、レイモンド・バー、ロバート・フラー、パット・ヒングル、E・G・マーシャル、イヴェット・ミミュー、ウィリアム・シャトナー、ポール・L・スミス。
『暴走パニック超特急』は、不満を抱く鉄道職員のJim Waterman(スミス)が、2つの旅客列車の衝突事故を引き起こそうとする姿を描く。Watermanは、サンフランシスコとロサンゼルスの間の鉄道の信号、スイッチ、アラームを制御するコンピューターを改造し、2つの列車が同じ線路で互いに向かうようにした。Watermanは、妻と子供たちを死に至らしめた過去の事故における鉄道会社の過失を認めさせようとする。
1980年に放映された『大津波・コンドミニアムの恐怖(Condominium)』、バーバラ・イーデン、ダン・ハガティ、スティーブ・フォレスト出演の2部構成、4時間のテレビ用ディザスター映画である。『大津波・コンドミニアムの恐怖』には、Ana Alicia, Richard Anderson, Ralph Bellamy, Larry Bishop, Macdonald Carey, Dane Clark, Linda Cristal, Elinor Donahue, Don Galloway, Pamela Hensley, Arte Johnson, Jack Jones, Dorothy Malone, Mimi Maynard, Lee Paul, Nehemiah Persoff, Nedra Volz, Carlene Watkins, and Stuart Whitmanなど、有名テレビ俳優がアンサンブル・キャストとして出演。
Dragon's Domain Recordsは、ジェラルド・フリードが『暴走パニック超特急』と『大津波・コンドミニアムの恐怖』のために作曲した音楽を2枚のCDに収録した『ジェラルド・フリード:ディザスターズ!』をCDで初公開する。音楽はDigital OutlandのJames Nelsonがマスタリングし、ライナーノーツはG.B. KenmerとScott Davisが執筆した。