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和魂漢才 朝河史学から描く内外整合の日本像

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フォーマット 書籍
発売日 2025年05月26日
国内/輸入 国内
出版社共栄書房
構成数 1
パッケージ仕様 -
SKU 9784763421753
ページ数 244
判型 46

構成数 : 1枚

第一部 神話から古代史へ
第1章 中国語で書かれた『魏志倭人伝』を中国語で読む
第2章 排外ナショナリズムの風潮に抗した笠井新也の『日本書紀』解読
第3章 朝河貫一は大化改新をどのように分析したか
第二部 封建制の遺産と近代日本
第4章 朝河貫一は明治維新をどのように把握したか
第5章 帝国憲法における受動的主権(passive sovereignty)
第6章 封建社会の成立のナゾを職shikiと封土fiefから解く
第6章補論 日本における封土の起源(The Origin of the Feudal Land Tenure in Japan)
第7章 網野善彦の「荘園公領制」の到達点とその限界
第三部 アジアとの共生のために内外整合の日本像を描く
第8章 石橋湛山の小日本主義から学ぶアジア外交
第9章 小路田泰直の新著『日本通史』が面白い
終 章 和魂漢才で日本像を描く

  1. 1.[書籍]

「アジア蔑視」の起源を絶ち、ほんらいの「大和魂」に立ち返る

紫式部が初めて明記した「漢才を縦横無尽に換骨奪胎して血肉化すること」としての「ヤマトダマシイ」は、近世に至り、排外ナショナリズムの象徴に書き換えられてしまった――
日本では無視された類い稀な歴史家・朝河貫一の歴史学をもとに、権力構造の推移と封建制の成立過程を再検証。日本の歴史観を誤導した津田左右吉らと対比しつつ、国際共生時代のこの国のあり方を提起する。

『魏志倭人伝』を中国語で読むことから立ち上がる、この国の真の姿

作品の情報

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著者: 矢吹晋

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