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| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2025年05月09日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | 戎光祥出版 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| SKU | 9784864035767 |
| ページ数 | 274 |
| 判型 | 46 |
構成数 : 1枚
序論 中世の法・慣習・格言をめぐって 松園潤一朗
I 人に関する法・慣習
1 大犯三カ条 ――中世の重大犯罪 殺人・放火・盗み 西田友広
2 死刑 ――追放・流刑は死刑に同じ 長又高夫
3 流刑(流罪) ――自由刑と追放刑のあいだ 松園潤一朗
4 囚人預け置き ――犯罪者を委託監禁する制裁 渡邉 俊
5 追却 ――罪を犯した者を所属する共同体から排除 渡邉 俊
6 切腹・太刀取 ――死刑の代わりに外見を変える 畠山 亮
7 耳鼻削ぎ・火印 ――命の代わりに形を変える 畠山 亮
8 下手人 ――殺人犯の責任を共同体で負う 松園潤一朗
9 両方共に死罪 ――喧嘩をしたら即、死刑なのか 畠山 亮
10 兵の道 ――平安期武士の武芸と合戦規範 清水 亮
11 軍法 ――戦争に関わり広く存在した法 久保健一郎
12 実犯現行せば見合いに討ち留むべし ――現行犯はその場で殺害 西田友広
13 父子の咎、相互に懸けらるるや否や ――処罰が及ぶ関係者の範囲 西田友広
14 妻敵討 ――夫が密通した男と妻を討つ理由 菅原正子
15 後妻打ち ――夫を奪われた前妻の怨み 菅原正子
16 名字を籠める ――名前を神仏に預け置く制裁 比企貴之
17 鎌を取る・相当 ――村落間の境相論 銭静怡
18 名簿奉呈・見参 ―臣従の証 清水 亮
19 一揆 ――社会の諸階層において結ばれた連合 清水 亮
20 一味神水 ――一揆結成の作法 赤松秀亮
21 侍・凡下 ――中世の社会身分の一断面 田中大喜
22 降参半分・返忠 ――降参した人の財産や裏切者の身柄を保護 田中 誠
23 身曳・曳文 ――犯罪奴隷と債務奴隷 ホムロ・エハルト
24 飢饉相伝の下部 ――災害時に頻発した身売り ホムロ・エハルト
25 乱妨取り ――戦時の略奪は戦略か逸脱か 久保健一郎
26 負物・年貢等弁済なくんば、扶持せしむべからず ――百姓・下人の移動の条件 田中大喜
27 一五歳、七〇歳 ――責任能力が認められた年齢とその例外 田中大喜
28 異類異形 ――俗世から逸脱した者たちの姿 菅原正子
29 死骸敵対・教令違犯 ――絶対的ともいえる親の遺命 神野 潔
30 嫁取り婚 ――夫の家に居住はするが扶養はされず 菅原正子
31 去状 ――夫からの離縁状の真意 菅原正子
32 走り入り ――避難所(アジール)への逃避と庇護 松園潤一朗
33 公界往来人 ――勘気対象者の処罰 山口道弘
34 過所船旗・上乗り ――海上における船の通行証 菅原正子
II 物に関する法・慣習
35 仏陀施入の地、悔い返さず ――寄進地の取戻しを不可とする観念 神野 潔
36 清祓 ――神への謝罪・贖罪のため祭物を供する 渡邉 俊
37 家を焼く ――焼却に込められた意思はどこに 渡邉 俊
38 滅罪生善 ――寺院による財産没収を支える法思想 渡邉 俊
39 寄船・寄物 ――漂着物は誰のものか 松園潤一朗
40 山は山、野は野、先規のごとく ――山野の用益慣行 春田直紀
41 山河は自他を分別せざる事 ――山河は共同の場 春田直紀
42 およそ諸国の習い山・路の法、皆便に随い例によりて、これを定むことなり ――山と路のナワバリの主張 春田直紀
43 当国鷹子の習い ――鷹のテリトリーは人間のナワバリ 春田直紀
44 御浦の縁辺陸地に付きて、御海を進止すべし ――漁業権の範囲をめ <...
徳政、強訴、起請文、囚人召し置き、後妻打ち、乱妨取り、死骸敵対、etc.
現代では想像もつかない成文・不文の法・慣習であふれていた中世社会。
特徴的な100の事例から多様な実像をあぶりだす。
中世社会の実態を知るために必読の、日本中世法、初の入門書。

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