50年代末から60年代初頭にかけてグリニッジ・ヴィレッジのストリートを賑わせた4人のフォーク・アーティストの作品を一挙コンパイルした2枚組。
言わずもがな、20歳のボブ・ディランの登場を高らかに告げる62年1ST『BOB DYLAN』を皮切りに、
ブルース、フォーク、カントリー、ゴスペルからラグタイム、ジャズ、スウィングまで幅広く後に 「アメリカーナ 」として知られるようになるレパートリーで、グリニッジ・ヴィレッジの通りを砂利のような声で歌い徘徊していたデイヴ・ヴァン・ロンクの同62年作『FOLKSINGER』、
69年のワイト島フェスティヴァルではディランを差し置いて聴衆からパクストン・コールを浴びた、まさしくフォーク・リヴァイヴァル代表トム・パクストンの、ガスライト・クラブで録音された個人制作の62年ライブ・デビュー・アルバム『I'M THE MAN THAT BUILT THE BRIDGES』、
ウィーヴァーズとウディ・ガスリーに影響を受けたフォーキーであり、実際58年に彼は伝説的なピート・シーガーの後任としてウィーヴァーズに加入したエリック・ダーリングによる61年フォーク・ブルーズ名作『TRUE RELIGION AND OTHER BLUES, BALLADS AND FOLKSONGS』と、
カントリー、フォーク、ジャズ、ブルース、その他様々なジャンルの素晴らしい音楽を再評価し、のちのロックすべてのジャンルの始まりとなったシーンの萌芽をご堪能下さい。
CD1
1-13: 'BOB DYLAN: BOB DYLAN'
14-26: 'DAVE VAN RONK: FOLKSINGER'
CD2
1-12: 'TOM PAXTON: I'M THE MAN THAT BUILT THE BRIDGES'
13-25: 'ERIK DARLING: TRUE RELIGION AND OTHER BLUES, BALLADS AND FOLKSONGS'
発売・販売元 提供資料(2025/04/22)