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宙空に立つ塔 塔の想像力と存立地平

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構成数 : 1


第1章「わが塔はそこに立つ」とは?――小説の構造についての考察
1.「われ」と「塔」と「そこ」
2.小説の叙述の構造
3.「わが塔」の「われ」――海塚草一の四つの問題

第2章「われ」と地獄――「われ」と「そこ」についての考察
1.源信『往生要集』の「等活地獄」
2.瓢箪形の顔をした男と二つの疑問
3.『往生要集』「黒縄地獄」とダンテ『地獄篇』「邪淫地獄」
4.『往生要集』「衆合地獄」における刀刃林
5.海塚の未踏の地獄

第3章主人公の〝顔〟の謎――「われ」と「鏡」についての考察
1.海塚の〝地獄〟の煩悶と「暗い鏡」
2.割れてかたちを失った顔
3.〝鏡〟の形成の意思と未成
4.〝顔〟のない海塚の探すもの

第4章真如堂のトポスと鳳凰――「そこ」とその歴史についての考察
1.真如堂の由緒と源空〔=法然〕・親鸞との関係
2.宗門の「百日行」
3.海塚にとっての真如堂と三重塔
4.宗門(吉間浩吉)との対決
5.鳳凰の出没と親鸞

第5章「わが塔」の「塔」についての前提的考察――仏塔の由来と変遷
1.「わが塔」の「塔」に関する三つのレベル
2.層塔の成り立ち
3.インドのストゥーパとその伝播
4.中国への伝播

第6章層屋根と心柱のつくり――日本の塔層とはどのようなものか?
1.塔と伽藍配置
2.軒の出の深さと斗?
3.心柱のつくり
4.宙に立つ心柱
5.『わが塔はそこに立つ』における「宙づりの心柱」

第7章空中の宝塔――塔はどのように表象されてきたか?
1.『法華経』「分別功徳品」についての『法華義疏』の解説
2.『法華経』における塔の出現(「見宝塔品」)
3.『正法眼蔵』の「法華転法華」
4.宝塔と虚空
5.透彫宝塔

第8章層塔の境位――『わが塔はそこに立つ』における「塔」を介して
1.「第一章」の塔(呼びかける塔)
2.「第六章」の塔(獣たち鳥たち虫たちのうずくまる塔)
3.「第八章」の塔(一体、何物?)
4.「第九章」の塔(黒い空を貫いて黒くつっ立つ塔)
5.「塔」の境位
6.層塔は何を想わせるか?

補章 今日からふりかえって
1.『わが塔はそこに立つ』の波紋
2.他者の像と京都

おもな参考文献
あとがき

  1. 1.[書籍]

なぜ人は塔に魅了されるのか。野間宏『わが塔はそこに立つ』の作品読解を横軸に、源信『往生要集』とダンテ『神曲地獄篇』、『法華経』における塔の叙述、ストゥーパ以来の塔の変遷、日本層塔建築と心柱などを随時縦軸とし、塔の成り立ち、様相に多面的な背景を与え照明をあてる。表象批評のチャレンジングな試み。書き下ろし作品。

【目次】

第1章「わが塔はそこに立つ」とは?――小説の構造についての考察

第2章「われ」と地獄――「われ」と「そこ」についての考察

第3章主人公の〝顔〟の謎――「われ」と「鏡」についての考察

第4章真如堂のトポスと鳳凰――「そこ」とその歴史についての考察

第5章「わが塔」の「塔」についての前提的考察――仏塔の由来と変遷

第6章層屋根と心柱のつくり――日本の塔層とはどのようなものか?

第7章空中の宝塔――塔はどのように表象されてきたか?

第8章層塔の境位――『わが塔はそこに立つ』における「塔」を介して

補章 今日からふりかえって

おもな参考文献
あとがき

作品の情報

メイン
著者: 本間邦雄

フォーマット 書籍
発売日 2025年06月13日
国内/輸入 国内
出版社法藏館
構成数 1
パッケージ仕様 文庫
SKU 9784831827005
ページ数 344
判型 文庫

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