| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2025年06月19日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | 創元社 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| SKU | 9784422220352 |
| ページ数 | 372 |
構成数 : 1枚
戦前期東京火災保険特殊地図集成 全巻構成・配本計画
第1回配本 第1巻 麹町区1
解説「火災保険特殊地図の復刻出版の意義と問題点」
解説「東京の部落史研究と歴史資料」(本田 豊)
【2024年4月】ISBN978-4-422-22021-5 C3325
第2回配本 第2巻 麹町区2/神田区/日本橋区1
解説「現存が確認できた戦前期東京の火災保険特殊地図の原図の全体像」
解説「麹町区・神田区(現 千代田区)の火災保険地図に関連する情報」
【2024年5月】ISBN978-4-422-22022-2 C3325
第3回配本 第3巻 日本橋区2/京橋区1
解説「火災保険特殊地図(火保図)製作の経緯について―沼尻長治氏からの聞き書きを中心に―」(小林淳一)
【2024年6月】ISBN978-4-422-22023-9 C3325
第4回配本 第4巻 京橋区2/芝区1
解説「第3巻収録の「火災保険特殊地図(火保図)製作の経緯について」に関する補遺」
解説「日本橋区・京橋区(現 中央区)の火災保険地図に関連する情報」
【2024年7月】ISBN978-4-422-22024-6 C3325
第5回配本 第5巻 芝区2
解説「火災保険地図に関連する先行研究」
【2024年8月】ISBN978-4-422-22025-3 C3325
第6回配本 第6巻 芝区3/麻布区/赤坂区1
解説「芝区・麻布区・赤坂区(現 港区)の火災保険地図に関連する情報」
【2024年9月】ISBN978-4-422-22026-0 C3325
第7回配本 第7巻 赤坂区2/四谷区1
解説「日本における火災保険地図の収蔵史及び利用、研究史」(小林昌樹)
【2024年10月】ISBN978-4-422-22027-7 C3325
第8回配本 第8巻 四谷区2/牛込区1
解説「火災保険特殊地図を作製する際に用いられた材料と道具」
【2024年11月】ISBN978-4-422-22028-4 C3325
第9回配本 第9巻 牛込区2/小石川区1
解説「四谷区・牛込区(現 新宿区)の火災保険地図に関連する情報」
【2024年12月】ISBN978-4-422-22029-1 C3325
第10回配本 第10巻 小石川区2/本郷区1
【2025年1月】ISBN978-4-422-22030-7 C3325
解説「雑誌『火保資料』と火災保険図」
第11回配本 第11巻 本郷区2/下谷区1
解説「小石川区・本郷区(現 文京区)の火災保険地図に関連する情報」
【2025年2月】ISBN978-4-422-22031-4 C3325
第12回配本 第12巻 下谷区2/浅草区/本所区1
解説「下谷区・浅草区(現 台東区)の火災保険地図に関連する情報」
【2025年3月】ISBN978-4-422-22032-1 C3325
第13回配本 第13巻 本所区2/深川区1
解説「本所区(現 墨田区)の火災保険地図に関連する情報」
【2025年4月】ISBN978-4-422-22033-8 C3325
第14回配本 第14巻 深川区2/品川区1
解説「深川区(現 江東区)の火災保険地図に関連する情報」
【2025年5月】ISBN978-4-422-22034-5 C3325
第15回配本 第15巻 品川区2
解説「火災保険特殊地図の枠線の外側に書き込まれた様々な情報」
【2025年6月】ISBN978-4-422-22035-2 C3325
第16回配本 第16巻 品川区3/目黒区1
解説「品川区の火災保険地図に関連する情報」
【2025年7月】ISBN978-4-422-22036-9 C3325
第17回配本 第17巻 目黒区2/大森区1
解説「目黒区の火災保険地図に関連する情報」
【2025年8月】ISBN978-4-422-22037-6 C3325
第18回配本 第18巻 大森区2/蒲田区
解説「大森区・蒲田区(現 大田区)の火災保険地図に関連する情報」
【2025年9月】ISBN978-4-422-22038-3 C3325
第19回配本 第19巻 世田谷区/渋谷区/淀橋区1
【2025年...
戦災で失われた東京の街並みを克明に記録した唯一無二の大縮尺地図を、約90年の時を経て復刻。変貌を遂げる大都市・東京の歴史的変遷が読み取れ、街並みの精確かつ立体的な復元を可能にする第一級の歴史資料。約1500葉の原図を原寸収録!
地図研究所(のち都市整図社)が昭和10年前後から昭和30年代に作製した「火災保険特殊地図」(火保図)は、火災保険会社が保険料率を算出する際に用いたとされる大縮尺(1/1000程度)の都市地図である。建物や住宅を一軒一軒訪問して作製され、居住者名や建物名称、地番などに加え、建物概形や階高、構造、塀の材質、さらには消火栓の位置や道路の幅員までも克明に記録されており、都市を立体的に捉えることができる。
火保図に類似する大縮尺の都市地図は他には存在しない。第二次世界大戦中の空襲で東京の街並みの多くは焼失したが、その後の東京の発展はめざましく、現在の東京から戦前の街並みを想像することは難しい。戦前に作成された火保図はかつての東京の街並みの再現を可能にする、貴重かつ有用な地図である。一方で、戦前の東京の火保図は都内各区の図書館などが当該の区に限って複製物を所蔵していることが多く、全体像が把握しにくい上に利用が難しいことも多い。
本集成は、火保図の利用環境の飛躍的な向上を目指し、建築史や都市史の研究のみならず幅広い用途で活用できる学術基礎資料として、現存する戦前期東京の火保図の全原図を復刻出版するものである。
《本集成の特長》
・地図研究所(のち都市整図社)が昭和戦前期に作製した火災保険特殊地図(火保図)のうち、現存が確認できた約1500葉の全原図を集成して原寸で復刻。
・復刻にあたっては都市整図社が所蔵する全原図の提供を受け、一部を他の公共図書館等が所蔵する原図で補完。
・建物の構造・階高や所有者の名称、消火栓の位置、道路の幅員などが詳細に記載され、正確なスケールで街並みの復元が可能となるため、研究者からクリエイターまで様々な分野で活用可能。
・1枚の原図は左右2分割してそれぞれを90度回転で掲載する原寸図面、見開きで全体像が把握できる縮小図面(約70%)の計6頁で贅沢に紹介。大判原寸の迫力と閲覧の便宜を両立させた紙面構成。
・美術工芸品のような手仕事の素晴らしさを感じとれるように、モノクロではあるものの、一点物の手描きの地図をできる限り忠実に再現。
・各巻に収録地域や地図作製にかかわる解説を収録。全巻の解説を通読することで、火保図について網羅的な理解が可能。
・初版少部数限定出版の紙媒体と同時に電子版も同時刊行。
・各巻附録として原寸大カラーポスターを封入。

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