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シネパトグラフィー 映画の精神分析

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フォーマット 書籍
発売日 2025年05月23日
国内/輸入 国内
出版社アルテスパブリッシング
構成数 1
パッケージ仕様 -
SKU 9784865593082
ページ数 360
判型 46

構成数 : 1枚

口上

シアター1 網膜と緞帳
シネパトグラフィー宣言(小林聡幸)
ロールシャッハ・テストのように映画を観る(小林 陵)

シアター2 紋様と隠蔽
デイヴィッド・リンチ 強度の技法(斎藤 環)
中心気質的/発達障害的シグナリング──ポール・トーマス・アンダーソンの映像作品における二重のコスト構造(濱田伸哉)

シアター3 倒錯と果報
ロブ゠グリエに見るオタク・カップルの幸福論(丸谷俊之)
デイヴィッド・クローネンバーグ──触れることの倫理(小林聡幸)

シアター4 生命と偽装
ジャック・ダニエルとともに──ジャン・ユスターシュの人生と映画(丸谷俊之)
ライナー・ヴェルナー・ファスビンダーの生涯と作品(大島一成)

シアター5 追放と結晶
キム・ギドクは「悪い男」だったのか?(小林 陵)
エーリヒ・ヴォルフガング・コルンゴルト──ハリウッドの作曲家の偉大な凡庸(小林聡幸)

エンドロール

映像作品名索引
主要人名索引

  1. 1.[書籍]

「あのシーン」の深層には何がひそんでいたのか──
気鋭の精神科医、心理学者が映画作家の精神の内奥にせまる。
斎藤環によるデイヴィッド・リンチ論を収載!

天才とよばれる傑出した人物の創造性と病理との関係を精神医学的・心理学的に解き明かす「病跡学(パトグラフィー)」の手法で、映画作品や作家たちの謎にせまる。

斎藤環によるデイヴィッド・リンチ論をはじめ、P.T.アンダーソン、ロブ゠グリエ、クローネンバーグ、ユスターシュ、ファスビンダー、キム・ギドク、コルンゴルトなどの生涯と作品を、気鋭の精神科医、心理学者が分析。

映画作家たちがいかにして自らの内奥に秘めた病理を不朽の作品へと昇華させていったか、その創造の秘密に肉迫する。

いままで見えていなかったものが見えてくる。映画の観方が変わる!

作品の情報

メイン

商品の紹介

シネパトグラフィー。本書のタイトルのこの言葉は映画の病跡学を表すべく作られた術語。言葉通り本書では精神科医、心理学者が映画の作品に残される映画作家の精神の痕跡を論じた稀有な内容となっている。執筆者も著名な斎藤環を筆頭に六名全員が精神科医、心理学等の専門家で、映画評論家は1人もいない。取り上げられた映画監督は、デイヴィッド・リンチ、クローネンバーグ、ジャン・ユスターシュ、ファスビンダー、キム・ギドク、ロブ グリエ…と名前を見ただけで理解できる癖の強い面子だ。各論はどれも興味深い内容だが、特に世界の精神分析家による映画論の動向を論じた「ロールシャッハ・テストのように映画を観る」は概論として秀悦。
intoxicate (C)荻原慎介
タワーレコード(vol.178(2025年10月10日発行号)掲載)

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