初期のHoot Stringsはロカビリーやパンクロック色の強いバンドであったが、その音楽は従来のジャンルや形態に捉われることなく、結成から15年以上が経った今もただただ良い音楽を作るために、ひとつひとつ好きな音を吸収しその音楽性を拡大していくように活動を続けている。日本にいながらも求める音像はアメリカを中心とした海外のロックやソウル、カントリー、フォークなどに色濃く影響を受けており、そのポップセンスはいわゆるJ-POPのそれとも違い、流行や時代に左右されることなく独自の音楽的な価値を模索している。今回の5曲入りEP『Calendar』は、タイトルからもわかるように一年という周期をモチーフに制作された作品であり、1曲目から4曲目までにおいては"春夏秋冬"が隠れたテーマとして据えられている。女声コーラスやアコースティックギターをフィーチャーし今までになくオーガニックなサウンドを奏でたかと思えば、シンセサイザー等の電子音を取り入れる試みも行われており、また新しいHoot Strings像がここに描き出されている。 (C)RS
JMD(2025/04/23)
HOOT STRINGS:結成から15年以上。その音楽性を拡げながらただただ良い音楽を作る。
初期のHoot Stringsはロカビリーやパンクロック色の強いバンドであったが、その音楽は従来のジャンルや形態に捉われることなく、結成から15年以上が経った今もただただ良い音楽を作るために、ひとつひとつ好きな音を吸収しその音楽性を拡大していくように活動を続けている。日本にいながらも求める音像はアメリカを中心とした海外のロックやソウル、カントリー、フォークなどに色濃く影響を受けており、そのポップセンスはいわゆるJ-POPのそれとも違い、流行や時代に左右されることなく独自の音楽的な価値を模索している。
今回の5曲入りEP「Calendar」は、タイトルからもわかるように一年という周期をモチーフに制作された作品であり、1曲目から4曲目までにおいては「春夏秋冬」が隠れたテーマとして据えられている。女声コーラスやアコースティックギターをフィーチャーし今までになくオーガニックなサウンドを奏でたかと思えば、シンセサイザー等の電子音を取り入れる試みも行われており、また新しいHoot Strings像がここに描き出されている。そして活動初期からのライブの定番曲であり、仲間と音楽を作る日々をモチーフにした「Days For The Day」を再録音しボーナストラック的にラストに収録することで一つの作品として完成させた。EP「Calendar」は、螺旋状に過ぎゆく日常に季節の差し色を加えるべく、卓上の小さな暦のようにリスナーに寄り添ってくれることだろう。
発売・販売元 提供資料(2025/04/08)