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小栗上野介 (561) 忘れられた悲劇の幕臣

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構成数 : 1

はじめに──忘れられたもう一つの歴史
第一章 日本人初の世界一周──四万キロの旅
第一節 アメリカへ
一八六〇年一月、築地を出港/ペリーの黒船来航/井伊大老の抜擢/目付役とは/七十七名の遣米使節団/ポウハタン号に乗船する/随行した咸臨丸/ブルック大尉/ジョン万次郎の採用/咸臨丸の苦難/渡米の事前学習/嵐の海をゆく/嵐のなかの反省と音楽/ハワイに寄港/サンフランシスコ入港/咸臨丸との再会/ブルック大尉との別れ
第二節 熱狂で迎えられた使節一行
パナマ鉄道は株式会社/ロアノウク号に乗りワシントンへ/ワシントンに上陸/ワシントンでの歓迎/ウィラードホテル/歓迎の人々/ホワイトハウスへ向かう一行/大統領に国書奉呈/大統領は選挙で
第三節 見せつけられた力の差
造船所は総合工場/鉄の国へのスタートライン/受け入れられた日本人の熱意/汽車を蒸気船で渡す/ブロウドウェイの大行進/英語を話せる美少年トミー
第二章 幕末期の構造改革
第一節 変わり果てた祖国の姿
大西洋回りで帰国に決定/アフリカ、東南アジアを経て帰国/吹き荒れる攘夷のテロ/対馬事件/小栗の対馬対策案/箱館出張を命じられる
第二節 造船所からの日本改造
買船派と造船派/フランスの技術援助/栗本鋤雲とカション/造船所建設を確定/横須賀に決定する/パリで人選と機械購入/「製鉄所」は"製鉄しない"/中小坂鉄山の開発/大砲製造・湯島から関口錐入れ場へ/滝野川大砲製造所/洋式陸軍制度の導入/フランス語学校設立
第三章 経済による立て直し
第一節 日本人初の経済外交
小判でマネーゲーム/瓦礫でも通貨/同種は同量で交換/ノーと言った日本人
第二節 日本最初の株式会社
日本初の株式会社「兵庫商社」を設立/株式会社築地ホテル/水洗トイレつき/銀座の大火/小布施でも船会社の構想/ガス灯・郵便・電信・鉄道
第四章 上州に夢をはせて
第一節 勝気だった幼少時代
旗本小栗家/漢学の師・安積艮斎/現実主義者/開国論
第二節 夢の半ば……
勘定奉行を免職になる/前朝の頑民に/上州権田村へ/打ちこわし騒動/アメリカ帰りが四人/居宅を建設する/謀略の東山道軍幹部/小栗主従斬らる
終わりに
三井財閥の大番頭、三野村利左衛門の報恩/東郷平八郎の謝辞
あとがき
参考文献

  1. 1.[書籍]

【概要】
幕末の混乱が続くなか、渡米の経験を活かして、日本の近代化のために奔走した最後の幕臣・小栗上野介。遣米使節の渡米150周年(2010年)にあたり、その業績を改めて検証する。 安政七(一八六〇)年一月、この時三十四歳だった小栗は、遣米使節の目付として、日米修好通商条約批准のため渡米。
世界を一周し九ヶ月後に帰国。その後、混乱のさなかにあった幕末期に、勘定奉行や外国奉行などの要職を歴任し、日本の構造改革に奔走した。
しかし、幕府解散で上州権田村に移り住んでからわずか二ヶ月後、西軍により罪なくして斬られ、歴史の闇に葬られてしまった。
遣米使節の渡米から百五十年目にあたり、改めて小栗上野介忠順の業績を振り返る。

【目次】
はじめに──忘れられたもう一つの歴史

第一章 日本人初の世界一周──四万キロの旅
第一節 アメリカへ
第二節 熱狂で迎えられた使節一行
第三節 見せつけられた力の差

第二章 幕末期の構造改革
第一節 変わり果てた祖国の姿
第二節 造船所からの日本改造

第三章 経済による立て直し
第一節 日本人初の経済外交
第二節 日本最初の株式会社

第四章 上州に夢をはせて
第一節 勝気だった幼少時代
第二節 夢の半ば……

終わりに

あとがき

参考文献

作品の情報

メイン
著者: 村上泰賢

フォーマット 書籍
発売日 2010年12月01日
国内/輸入 国内
出版社平凡社
構成数 1
パッケージ仕様 新書
SKU 9784582855616
ページ数 232
判型 新書

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