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シリーズ 扉をひらく11 了解 古今和歌集 この歌集の詞と心を解き明かす

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フォーマット 書籍
発売日 2025年04月23日
国内/輸入 国内
出版社和泉書院
構成数 1
パッケージ仕様 -
SKU 9784757611221
ページ数 288
判型 A5

構成数 : 1枚

まえがき

第一章 年の内に春は来にけり一年を去年とやいはむ今年とやいはむ
第一節 この和歌の「心」とは何か
第二節 この和歌の詠み手の訴え
第三節 暦というものの始まり
第四節 中国古典暦の特質
第五節 「二十四気」から「二十四節気」が生まれた
第六節 この和歌の詠まれた場所は何処か
補説 「とし」という言葉の語義と語源

第二章 袖ひちてむすびし水のこほれるを春立つけふの風やとくらむ
第一節 この和歌に見られる古典中国の思想
第二節 この和歌は世界共通の認識に達している

第三章 春霞立てるやいづこみ吉野の吉野の山に雪は降りつつ
第一節 この和歌の第三句「み吉野の」は先行する「いづこ」に掛かる修飾句である
第二節 この和歌の第三句「み吉野の」はそれに続く「吉野の山」にも掛かって行く
第三節 この和歌は催馬楽形式で謡われた謡い物であったかも知れない
第四節 「み吉野」は「山」ではなく「野」であった
第五節 この和歌は「吉野国栖」が謡った歌謡であったかも知れない

第四章 心あてに折らばや折らむ初霜の置きまどはせる白菊の花
第一節 この和歌に関する正岡子規の評言
第二節 この和歌に関する正岡子規の評言は正当ではない
第三節 『古今和歌集』の歌の場
第四節 「よむ」とはどういう行為であるか、『古今和歌集』四季歌の場合
第五節 「よむ」という言葉の語義―『石上私淑言』の場合
第六節 「歌よみ」することと「歌をよむ」こととは同義ではない
第七節 「余美歌」「読歌」などいう場合の「よみ」という言葉の意味
第八節 「玉燭」という言葉の意義

第五章 ひをりの日
第一節 「ひをりの日」とは何か、その偽説
第二節 「右近の馬場」は「内の馬場」ではない
第三節 「ひをりの日」とは何か、その新説
第四節 「右近の馬場」が存在した「北野」は饗宴の地でもあった

第六章 素戔嗚尊ノ出雲ノ国ニ到ルニ逮ビテ、始メテ三十一字ノ詠有リ
第一節 三十一文字の和歌は「スサノヲ」に始まったというのは本当の話であるか
第二節 稲の播種から結実に及ぶまでの期間、古代の少年少女は斎戒に服していた
第三節 『萬葉集』の歌に出ている「恋死」とは、どういう意味か
第四節 「アマテラス―スサノヲ」神話が語るところのもの
第五節 罪清められて成婚を得るに到る「スサノヲ」
第六節 神祭りの起原を考える
第七節 平安京の神祭り
第八節 巻第二十「大歌所御歌」の「大和舞」とは何か
第九節 近江より朝立ち来れば畦の野に鶴ぞ鳴くなる明けぬこの夜は
第十節 四極山打ち出でて見れば笠結ひの嶋漕ぎ隠る棚無し小舟
第十一節 水くきの丘の屋形に妹と我と寝ての朝けの霜の降りはも
第十二節 しもとゆふ葛城山に降る雪の間なく時なく思ほゆるかな

第七章 小野小町の職務と和歌
第一節 小野小町が詠んだのは「非在」の男夫であった
第二節 小町歌成立の由来
第三節 小町は「内侍所」で「宝鏡」を奉持した斎女であった
第四節 「内侍所」の「宝鏡」とは何か
第五節 「宝鏡」は「清涼殿」から「温明殿」に移遷された
第六節 「宝鏡」9 ...

  1. 1.[書籍]

古今和歌集は日本古代の文化史、文学史の中から、どのようにして立ち上がってきた歌集であるのか、その本質追求を生涯の研究テーマとして『古今風の起原と本質』『萬葉集作者未詳歌巻の読解』という二書を刊行してきた著者にとって、本書で三部作の完成となった。萬葉から古今へという古くからのこの研究分野において、本書では、歌一首々々の了解に当たっては、日本書紀以下の六国史、養老令、貞観儀式、延喜式等の諸条文を資料に用いて多くの新しい知見を得ることができ、これによって古今和歌集の「歌の心」というものが明らかになってきたと思われる。これまでのこの歌集の注釈書といえば、もっぱら「歌の詞」の認識に力が注がれてきたようですが、古今和歌集の和歌の生命は、その「歌の心」です。

作品の情報

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著者: 今井優

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