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関西経済とアジア 歴史的視座からの考察

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フォーマット 書籍
発売日 2025年04月14日
国内/輸入 国内
出版社関西大学出版部
構成数 1
パッケージ仕様 -
SKU 9784873547961
ページ数 200
判型 A5

構成数 : 1枚

序章 関西経済とアジア
1.はじめに
2.関西の産業と金融:概観
3.「アジア市場への開港」と関西経済
4.居留地貿易から工業化型貿易へ:神戸とアジア
5.各論文の要約

第1章 明治初年関西経済の位置
1 はじめに
2 近世関西の経済的位置
3 明治初年貿易・金融の動向
4 近代初期関西経済の位置
(1)紡績業はなぜ関西中心であったか
(2)関西の潜在的信用力について
(3)大坂両替商の動向
(4)近代移行期における休眠資本の動向
5 幕末維新期金融の連続性――むすびにかえて

第2章 総合商社住友商事の成立過程 ─人材面からみた検討─
1 はじめに
2 明治前期の海外貿易事業
3 明治後期の貿易業参入の試み
4 大正・昭和初期の販売機構整備
(1)中国への店舗展開
(2)販売機構の整備と商社設立計画 ─住友の"プラザ合意"─
5 住友商事の総合商社化
6 おわりに

第3章 大阪のガラス産業と特許
1 はじめに
2 ガラス産業集積地としての大阪
(1)日本のガラス産業と大阪の位置
(2)大阪ガラス産業の源流
(3)ガラス産業の発展
3 特許から見る産業発展
(1)初期のガラス工業と特許
(2)技術導入
(3)大阪人のガラス関連特許
4 特許制度の利用
(1)徳永硝子製造所
(2)島田硝子製造所
(3)大井徳次郎と腕環輸出
5 まとめ

第4章 近代朝鮮の海藻貿易と大阪 ─テングサとフノリを中心に─
1 はじめに
2 近代朝鮮の採藻業と海藻貿易
3 日本のフノリ・テングサ需要と流通機構
(1)フノリについて
(2)テングサについて
4 日本市場における朝鮮産海藻
(1)朝鮮開港以前の状況
(2)朝鮮産フノリと日本市場
(3)朝鮮産テングサと日本市場
5 輸移出検査の導入と商人の利害
(1)朝鮮産海藻の輸移出検査
(2)釜山・木浦における自主検査
(3)海藻検査規則(1913年)をめぐる葛藤
(4)海藻輸出検査と生産者
6 おわりに

第5章 20世紀初頭の神戸における外国貿易金融と香港上海銀行
1 はじめに
2 香港上海銀行の概要
3 神戸の対外貿易
(1)明治期の神戸の対外貿易の概観
(2)神戸の対外貿易の特徴
4 神戸における対外貿易金融
(1)神戸為替会社
(2)洋銀取引と外国為替銀行の進出
5 神戸の外国貿易金融の数量的概観
6 香港上海銀行神戸支店の経営分析(1914年)
7 むすびにかえて

第6章 1950年代日本の機械輸出と「駐台工業技術服務処」
1 はじめに
2 日本の国際社会への復帰と1950 年頃の日台経済関係
3 台湾工業技術相談所の開所と機械輸出振興委員会
4 台湾工業技術相談所の業務と日本の機械輸出
5 おわりに

  1. 1.[書籍]

近世から近代への移行期から戦後までの関西経済の発展とアジアとの関係を多角的に捉える。明治初年における関西経済の位置づけ、住友商事の成立過程への人事面からの接近、近代朝鮮の海藻貿易における大阪の役割などの事例研究を踏まえ、近代関西経済の発展をアジアとの関係という歴史的視座から実証的に分析を試みている。

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