ネオソウルの新たな衝撃
Silas Short(サイラス・ショート)がStones Throwからのデビューアルバム"LUSHLAND"をリリース!
ソウルミュージックの聖地シカゴ近郊の街ミルウォーキーの音楽家系に生まれ育ち、幼少期から父や兄弟とともに地元のゴスペル・バンドに参加、歌や楽器のスキルを磨いてきた生粋のミュージシャン/シンガーソングライター: Silas Short。2021年デビューEP『Drawing』をリリース以降、Silasは新たな可能性を求めてシカゴからロサンゼルスに拠点を移し、今作の制作を開始した。
デビューアルバムLUSHLANDには、'80年代・'90年代のR&Bを基盤としたソウルフルな楽曲が詰め込まれている。幼少期からのゴスペルバンドでの経験、そしてヒップホップ、ファンク、ネオソウルに影響を受けた彼の音楽的ルーツが色濃く反映されている。D'AngeloやErykah Baduなどの王道ネオソウルも彷彿させる今作には、The RootsやSoulquarians(Erykah Badu、D'Angelo、Ms. Lauryn Hill)の一員であるレジェンドJames Poyserをはじめ、Ryan James Carr(Usher、Cordae)、Luke Titus(Kiefer)、Peanut Butter Wolfら豪華なアーティストたちが参加している。また、Karriem RigginsによるRemix曲も4月にリリースされる。
映画『A Real Pain』(BAFTA賞&ゴールデングローブ賞受賞、アカデミー賞ノミネート)に起用された楽曲「My Conversation」のカバー曲でも現在注目を集めている。
発売・販売元 提供資料(2025/03/28)
ストーンズ・スロウが送り出した新鋭の初フル・アルバム。音像はネオ・ソウルを軸とするが、ベッドルーム・ポップのようなローファイでドリーミーなヴァイブもふんだんに含んだ様子がモダンで今風だ。ナヨっとした脱力ヴォーカルもそのサウンドに似合うもので、シャーデー風味な"Guy"や、低温なラップをかます"L-Train"のような楽曲も上々の出来。
bounce (C)池谷瑛子
タワーレコード(vol.498(2025年5月25日発行号)掲載)