70年代を代表する伝説的バンド、バズコックスの象徴的フロントマン
ピート・シェリーのソロ作2タイトルが再発決定!!
セックス・ピストルズやニルヴァーナのオープニング・アクトを務め、70年代の最も熱く、激しかったパンク・ムーブメントの中、ひときわ存在感を放っていたバズコックス。パンクの文脈の中で、類稀なポップセンスとキャッチーなメロディで、他のバンドと一線を画していた彼らの象徴的なフロントマンとして君臨していたのが、2018年に惜しくも亡くなったピート・シェリーである。今回再発される、彼のソロ作2タイトル『Homosapien』と『XL1』は、81年のバズコックス解散後に発表され、ニューウェーブやパンクを経た彼が、自身のポップセンスをより研ぎ澄まし、テクノやシンセ・ポップなどの新たなスタイルに身を委ねて完成させた名作である。
当時、『Homosapien』で洗練したシンセ・サウンドを展開したピートは、精力的に新たな方向性を模索しており、その試みは83年にリリースされた次作『XL1』で更に発展を遂げた。技術面への挑戦も重ねられ、革新的な音楽性が披露された『XL1』は、テーマも内省的なものから、社会性を孕んだ内容にも及んで、より深く掘り下げられている。同アルバムは大ヒットを記録し、シンセポップやニューウェーブのジャンルにおける金字塔的作品となった。自身の音楽性を絶えずアップデートし続けたピートは、数多くのアーティストとのコラボレーションを重ねながら音楽シーンにおける地位を確立し、没後となった今もなお、多くのリスナーに愛され続けている。
発売・販売元 提供資料(2025/03/26)
With XL1, Pete Shelley integrates layers of guitar into the electronic synth-pop he essayed on his solo debut, Homosapien. While the result isn't quite as bracing as its predecessor, the music benefits from the guitar -- it sounds edgier, making the record fairly captivating. There's still some weak material on the record, but "Telephone Operator" and "If You Ask Me (I Won't Say No)" are terrific, ranking among Shelley's best. ~ Stephen Thomas Erlewine
Rovi