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    ユリイカ 2025年4月号 特集=デヴィッド・リンチ ―1946-2025―

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    フォーマット ムック
    発売日 2025年03月27日
    国内/輸入 国内
    出版社青土社
    構成数 1
    パッケージ仕様 -
    SKU 9784791704606

    構成数 : 1枚

    特集*デヴィッド・リンチ――1946-2025

    ◆未邦訳インタビュー
    デヴィッド・リンチとの対話――回顧録、自作を読み解くヒント、そして世界一美味しいチップスについて、監督自身が語る / デヴィッド・リンチ 聞き手=デヴィッド・マーキージー 訳=篠儀直子

    ◆メモワール
    天国より野蛮な場所で / 山中瑶子
    いつからか気づけばリンチを観なくなっていた / 木澤佐登志

    ◆エニグマを追って
    変奏と解体――迷宮としてのデヴィッド・リンチ映画 / 北村匡平
    耳・鍵・穴 / 佐々木 敦
    「変」な映画――考察と陰謀論の時代におけるデイヴィッド・リンチ / 入江哲朗
    デヴィッドがひとり、またひとり / 柳楽馨

    ◆詩
    デヴィッドは一体何をした? / 広瀬大志

    ◆(無)意識の彼方
    デイヴィッド・リンチ 強度のモノフォニー / 斎藤環
    「夢みる部屋」を超えて、あるいはデヴィッド・リンチ劇場 / 宮田勇生
    異世界の存在を告げるものたち――恐怖、笑い、そして頼もしさ / 藤原萌
    未生の幻視者デヴィッド・リンチ / 宮本法明

    ◆オマージュされるもの
    シュルレアリスムの彼方へ / 風間賢二
    ポップカルチャーにいきわたる「リンチ風」の魔法 / 辰巳JUNK

    ◆手触りについて
    ボタン・維納ウィーン・ハツカネズミ・アクアリウム etc... / 丹生谷貴志
    デヴィッド・リンチの「拡張されたメロドラマ」 / 鷲谷花
    貫く眼差し、歪んだ顔――『エレファント・マン』のナルシシズム / 長尾優希
    ビデオ作品としての『イレイザーヘッド』の可能性 / 鈴木潤

    ◆わたしたちとリンチ
    記憶の中のデヴィッド・リンチ / 金井冬樹
    デイヴィッド・リンチを引き裂く――フェミニズム/クィアの経験と、神秘的なミソジニー / 近藤銀河

    ◆マテリアル・セリー
    胎児よ 胎児よ 何故躍る――デヴィッド・リンチ『イレイザーヘッド』の音風景 / 長門洋平
    ミュージックヴィデオ映画としてのデヴィッド・リンチ / 荒川徹
    魔法の夜へ――『ブルーベルベット』における声の剥落と同性愛的欲望 / 髙村峰生
    デヴィッド・リンチとファッションのアコード――ファッション表現のなかから「リンチ的」なものを嗅ぎ取る / 関根麻里恵

    ◆夢がはじまる
    In Heaven, Everything is Fine――デヴィッド・リンチ主要作品解題 / 冨塚亮平


    ◆忘れられぬ人々*42
    故旧哀傷・中川一朗・五中D組群像 / 中村稔

    ◆詩
    たいせき / ローレル・テイラー

    ◆第30回中原中也賞発表
    高村而葉『生きているものはいつも赤い』
    受賞詩集より――パプーシャの家 山の目 絞める手を疑うこと 光の墓場に根を伸ばして
    選評=カニエ・ナハ 川上未映子 野崎有以 蜂飼耳 穂村弘

    ◆今月の作品
    安原瑛治・ながさきふみ・有門萌子・柴田爽矢 / 選=井坂洋子

    ◆われ発見せり
    歴史、あるいは彼女の物語 / 松本夏織

    表紙・目次・扉=北岡誠吾
    表紙写真=Richard Dumas / Agence Vu / アフロ

    1. 1.[ムック]

    喪の作業として
    デヴィッド・リンチという名前が想起させる疼きとはいったいなにか、それはある種の悪趣味の境域に、しかしあえかな夢をみせるようにお話を紡ぐ、リンチのお話はまさに脳裏の映像を照らし出す、『ツイン・ピークス』の再演は必然であったといえるだろう、だが、すべての必然が当然叶うわけではない。リンチの天啓である。いまひとたび、「夢みる部屋」の主人の語りに耳を傾けるとしよう。

    作品の情報

    その他
    フィーチャードアーティスト: デヴィッド・リンチ

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