TV オン・ザ・レディオの共同創設者、共同ヴォーカリスト、主要ソングライター、トゥンデ・アデビンペ。ワイルダー・ゾビー(ラン・ザ・ジュエルズ)との共同プロデュースによる初のソロ・アルバム『ジー・ブラック・ボルツ』、サブ・ポップよりリリース。
この24年間、Tunde AdebimpeはTV On The Radioの共同創設者、共同ヴォーカリスト、主要ソングライターとして知られてきた。ほぼ黒人で構成されるこのアート・ロック・バンドは、20年にわたる不安定な文化的変化を乗り越え、2000年代初頭のニューヨークのロック・シーンで最も愛され、永続的で影響力のあるグループのひとつとなった。そして今、彼はソロ・アーティストとしても活動しており、初のソロ・アルバム『Thee Black Boltz』をリリースする。
Tundeは当初、TV On The Radioが活動休止中だった2019年に、このアルバムを構想した。それから2年後、世界がコヴィッドの大流行から脱したとき、彼は言葉、イラスト、アイデアをノートに書き始め、彼が言うところの「音楽が呼び起こす感情のミックステープ。フィーリングマップのようなもの」を形成した。これは、Tundeがほとんどのプロジェクトを始める方法であり、2011年には、ロサンゼルスでスタジオを共有しているマルチ・インストゥルメンタリストのWilder Zoby(Run The Jewels)の助けを借りて、それらのアイデアを音楽に変換し始めていた。『Thee Black Boltz』はTV On The Radioのアルバムではない。しかし、自分ひとりで何かをするという興奮が、初期のTV On The Radio時代と同じような火花をTundeに散らした。
発売・販売元 提供資料(2025/04/11)
TV・オン・ザ・レディオのヴォーカリストによる初のソロ作。バンドで鳴らす音と同じような攻撃的なポスト・パンクを奏でつつ、シンセやサウンド・エフェクトを多用した、ポップと混沌の狭間を行くような世界観が非常に新鮮。一方でメロウな曲ではメロディーの良さと、ソロ作ならではの感情的な歌い方が堪能でき、改めて彼の才能の豊かさに驚かされる。
bounce (C)赤瀧洋二
タワーレコード(vol.497(2025年4月25日発行号)掲載)