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聴診器からきこえる 動物と老いとケアのはなし

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フォーマット 書籍
発売日 2025年05月15日
国内/輸入 国内
出版社中央法規出版
構成数 1
パッケージ仕様 -
SKU 9784824302519
ページ数 320
判型 46

構成数 : 1枚

  1. 1.[書籍]

◎書評、メディア続々掲載
産経新聞/読売新聞/北海道新聞/日本経済新聞/東京新聞/中日新聞/公明新聞/山梨日日新聞/高知新聞/佐賀新聞/東奥日報/徳島新聞/南日本新聞/北日本新聞……

〇国民的動物コメディー『動物のお医者さん』佐々木倫子さん
「獣医に白菜を投げつけてくるチンパンジー。やっぱり実話はおもしろい!」

■人間以外の動物について知ることは、人間について知ることそのもの!!■

【動物園社会も少子高齢化中!】 旭山動物園を一躍日本一にした元園長が、動物のすごさを魅せる行動展示の先に辿りついた、動物のウェルビーイングとは? 老い方と死に方に執着する日本人がぜひ知っておきたい、「ただ、生きて、死ぬ」動物たちの世界。

・座布団を用意して、歯科検診を待つ協力的なオランウータン
・柵から落ちた人間の子供を抱きかかえるゴリラ
・仲間の出産を超音波でサポートするゾウの群れ
・四季を人工的につくり、ヒグマの子作りを促す
・水を怖がるスカンクの子供にプールで泳ぎを教える

■動物園ぐらし50年のベテラン獣医が伝える、裏側(バックヤード)で起きる種々のケア■

【目次】
<第1章 未来より今を生きる動物>
動物の生きる目的/生きるために食べる/食べてはいけないもの/誰の子でも自分の子/「托卵」という/命をつなげなかった反省/ゾウの群れの最小単位/ゾウの出産の砂かけ/子はかすがい/生き延びるために一夫多妻/繁栄する群れ/子だくさんとヒエラルキー/老化しないネズミ/コミュニティで育てる/無駄と遊び
<第2章 動物の老い 寿命と延命>
動物の寿命/高齢化社会/人間の余生/野生動物の認知症/動物の睡眠時間/老いと孤独/動物の最期/「死」という概念/静かに死ぬ/嫌われ者の獣医/「泣く」と「鳴く」/サケの遡上
<第3章 ケアをする動物 そして人間>
動物同士のケア/甘い関係/種を越えたケア/チンパンジーの利他行動/シカの産後ケア/障害のある動物/「異端」と「個性」/群れの中で看取り/動物園での看取りケア/「安楽殺」という選択/最高齢のカバ/自分の手の中で動物に死んでもらう/動物園の弔い
<第4章 らしさを引き出すケア>
介護する動物/笑いとケア/言葉と引き換えに失ったもの/動物園で暮らす動物のQOL/環境エンリッチメント/ヒグマに四季をつくる/飼料の栄養計算/動物に協力してもらう健康診断/動物が生き生きと暮らす環境/ボルネオの森/あえて楽をさせない/長老の知恵/嚙む力は生きる力そのもの/スキャフォールディング/人だけが介護をする理由

作品の情報

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著者: 小菅正夫

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