良い! ウルグアイの音楽シーンにおける最重要人物ルベン・ラダの楽曲を、ラダと所縁のある同国屈指のミュージシャンがジャズ・ピアノトリオで再解釈した一枚!
アフロ・ウルグアイの伝統とロック、ソウル、ジャズ、ファンクを融合させることで、1960年代から今日まで、ウルグアイ音楽の発展に極めて重要な役割を果たしてきたルベン・ラダ。そんな彼のキャリアは常に才能あるミュージシャンたちに囲まれてきたことも忘れてはならない。1970年代初頭のアイコニックななバンド=トーテムのベーシストであり創設メンバーでもあるダニエル・"ロビト"・ラガルド、1980年代にアルゼンチンでラダのバンドでキーボード奏者/アレンジャー/音楽監督を務めたリカルド・ノレ、そして1990年代から側近としてラダを支えてきたドラマーのネルソン・セドレスの3人は、そのなかでも特筆すべき人物だが、本作はそんな3人のミュージシャンが2016年に結成したラダの音楽を再解釈するバンド「ラダズ・オールドボーイズ」による新作だ。
ラダといえばアフロ・ウルグアイ音楽のカンドンベを取り入れたファンキーなサウンドがDJにも人気だが、冒頭の「Quien va a cantar」はそんなディープなグルーヴは維持しつつ、ピアノ・トリオによる思索的なスピリチュアル・ジャズへと驚きの変貌を遂げている。続く「Martuan」はオーパあたりを思わせるグルーヴィーなクロスオーバー・サウンドを、「Placido Rada」では端正なアフロラテンジャズなど、ラダの楽曲が持つ魅力をさまざまなスタイルで表現。「El omnibus」でのラダ本人によるゲスト参加も嬉しいトピックだ。
発売・販売元 提供資料(2025/04/01)