| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2025年05月09日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | 筑摩書房 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | 新書 |
| SKU | 9784480076854 |
| ページ数 | 240 |
| 判型 | 新書 |
構成数 : 1枚
はじめに
第1章 異次元緩和政策の効果
1 雇用の継続的な改善
2 賃金も伸びている
3 雇用の改善は人口動態変化によるのか
4 雇用者所得と企業収益の拡大
5 消費の低迷と消費税増税
6 実質と名目のGDPも拡大
7 生産性は向上したのか
8 低金利政策が低成長を招くという誤り
9 低金利政策がゾンビ企業を残し、低成長をもたらすという主張は誤り
10 所得格差も縮小
11 自殺者も減少している
12 財政状況の改善
13 株高は年金会計を通じてすべての国民の利益になる
14 景気の実感が改善した
第1章のまとめ
第2章 金融政策とは何をするものか――目的と手段と経路
1 金融政策の目的
2 金融政策の手段と経路
3 金融政策の実践
4 金融政策の経路とその効果
5 実証的金融政策無効論への反論
6 高圧経済論とその限界
7 低圧経済の失敗と構造失業率
8 円高は日本を低圧経済にする
9 人口減少だからデフレになるという議論の誤り
10 賃金デフレ論は未完成の理論
第2章のまとめ
第3章 異次元緩和の副作用――銀行経営と中央銀行の財務問題
1 金融緩和の副作用論
2 異次元緩和と銀行経営
3 金融政策と中央銀行財務への副作用
4 出口での日銀財務のシミュレーション
第3章のまとめ
終章 異次元緩和政策の成果
おわりに
参考文献
雇用の改善、財政赤字縮小、自殺者の減少――
日銀金融政策の成果を考える
日銀が黒田総裁のもと採ってきた大規模金融緩和政策は、雇用環境の改善、財政赤字の縮小など多くの成果をもたらしてきた。だがそうした事実にもかかわらず、大規模な緩和が物価の急騰、為替の暴落など様々な副作用をもたらしてきたとの批判がある。そこで本書では、客観的なデータに基づいて大規模緩和の成果を検証。大規模緩和に対する否定論が十分な事実に基づかない議論であること、緩和の副作用もありえないことを示す。あわせて今後の金融政策の採るべき道筋を示したい。

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