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スピノザ 「変性の哲学者」の思想世界

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フォーマット 書籍
発売日 2025年05月19日
国内/輸入 国内
出版社筑摩書房
構成数 1
パッケージ仕様 -
SKU 9784480018229
ページ数 352
判型 46

構成数 : 1枚

本書を導くスピノザの六つの言葉
凡例

プロローグ──スピノザの独自性

第一章 伝説と実像との間
第一節 分岐するスピノザ像
第二節 伝説と実像との間──本書の課題と基本的な視座

第二章 生の軌跡
第一節 「破門」まで
第二節 破門以後

第三章 倫理学──形成と展開
第一節 「精神の運動」──方法の問題
第二節 倫理学の展開とその問題性

第四章 政治学──形成と展開
第一節 論点の整理
第二節 政治的共同体の形成
第三節 政治的共同体の「目的」

第五章 聖書批判の展開
第一節 論点の整理
第二節 哲学と信仰=神学との分離
第三節 聖書解釈の批判的方法
第四節 聖書解釈の展開と「変性」の企図への隘路

エピローグ──スピノザからのメッセージ

あとがき──スピノザをめぐる研究私史からの断想
参考文献

  1. 1.[書籍]

「神即自然」の認識を通して最高善へ――
政治思想史家畢生の書

スピノザは、十七世紀の他の思想家に比し、人間像と思想像において際立つほど多面的に受けとめられてきた。ユダヤ教会からの「破門」によって始まった「思考する実存」としての生。著作や書簡の読解から浮かび上がる固有の「精神の運動」。それらはどのような思想世界を形づくったのか。本書は、従来のイメージにとらわれることなく、スピノザにおける倫理学と政治学、そして聖書批判の内的連関を見定め、その思想を統一的に描き出す。

作品の情報

メイン
著者: 加藤節

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