| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2025年05月19日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | 筑摩書房 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| SKU | 9784480018212 |
| ページ数 | 352 |
| 判型 | 46 |
構成数 : 1枚
はじめに
第一章 美学の近代
1 夏目漱石の「美学者」
2 森?外の「審美学」
3 高山樗牛による批判
4 正岡子規の疑問
5 ヴェロンと坪内逍遥
6 バウムガルテンの「美学」
7 ヴィーコの「美学」覚書
8 カントにおける「趣味判断」と「芸術」
9 美学は反バロックか
10 ヘーゲルと岡倉天心
11 クローチェの直観=表現説
12 萩原朔太郎と美学
第二章 美学批判をめぐって 「制作学」の問題、および「作品」のトポロジー
1 ヴァレリーによる美学批判とその解体
2 制作学の理念とその背景
3 制作と価値
4 「作品」のトポロジー
第三章 批評と美学
1 グリーンバーグvs レッシング
2 「モダニズム」とはなにか
3 モダニズムは「イズム」である
4 「アート」の跳梁と芸術終焉論
5 ヴェルフリンとグリーンバーグ
6 「絵画的」から「線的」への移行
7 「視覚的無意識」と「アンフォルム」
8 ミニマル・アートとフリードの「演劇性」
9 「分析的命題」としての芸術
10 「デュシャン以後の/によるカント」
11 「アートワールド」とはなにか
12 グリーンバーグの「美学」
おわりに
文献一覧
あとがき
人名索引
バロックとの微妙な関係性のうちに展開する美学的言説をめぐる思考の軌跡
夏目漱石、森?外、高山樗牛、岡倉天心、萩原朔太郎らが、ハルトマン、カント、ヘーゲル、クローチェなどの「美学」といかに対峙したかを詳述する「美学の近代」。ヴァレリーによる「制作学」を考察し作品概念の地平を拓く「美学批判をめぐって」。20世紀アメリカを代表する美術批評家グリーンバーグの「批評」に対する数々の「批判」を採り上げ、現代芸術と連動する実践的批評と美学との関係を問う「批評と美学」。「美学すること」を追求する著者畢生の美学講義。

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